2024年秋ドラマ 〜10/30 週前半の感想です

相変わらずゴールデン、プライム帯では、放送曜日が心底楽しみになるようなドラマが無いですが、今、見続けているドラマだけでも、より楽しめるよう何とかしたい感じです。
「これはめっちゃ面白い」と自己暗示かけながら見るとか、アホな事を真剣に考え始めました。やっぱり楽しいドラマが無いのは、とてもストレスです、悲しいんです。

そんな訳で今週前半の感想あれこれです。

『嘘解きレトリック』
今期GP帯では一番楽しみなドラマで、まさかの寝落ちしました(少しの間ですが。勿論、TVerで復習しました、本当にTVerありがたい)
敗因としては私がホラーめっちゃ苦手だからです。

SNSで原作ファンのポストが流れてきました。「原作の中でも傑作なので、皆さん、人形回までは絶対見続けて下さい」。今回、ドラマが始まって、これか!と思いました。期待が高まります。

ソウマの親友のお姉様は、ホラー雑誌の記者だといいます。ホラー雑誌の中身、結構見せてくれちゃうんですね、ちらっと見でも不気味です。その後もいかにもなお屋敷で人形がズラッと出てきたり、回想シーンとかモノトーンで不気味な感じです。

これで目をそらして、スマホ見ようか、ドラマに集中し続けるべきか迷っていたら、少しの間、居眠りしてしまいました。失敗です。本当に見逃し配信あってよかった。

始まりはウキウキ、初めていつもの街を出て、ソウマと鹿乃子の旅行回みたいに楽しげ。親友のお姉様もキレイでいい感じだったのに、ホラー系に行っちゃうのか不安です。今までライトミステリで、事件と言っても割とシンプルだったし、油断していました。初めての本格的な事件でしょうか。

品子さんの話を聞いてみると、死んだのが人形なのか、人間なのか、女中はなぜ死んだのか、鹿乃子の能力があってもハッキリしないです。わかるのは、品子さんが話をした時に、どこで嘘をついたかだけ。品子さんは双子ではないようだし、いつになくややこしいです。

それでも、夜、ソウマと鹿乃子が話をするシーンは良かったです。いつも少しずつ、ソウマは鹿乃子が過去の傷にとらわれず、気持ちを楽にして生きていけるような言葉をかけてくれるんですよね。

鈴鹿央士さん、個人的には苦手だったのに、鈴鹿さんが演じるソウマはとてもいいです。コミカルでひょうひょうとしているけど、真面目にあたたかく鹿乃子に接したり、注意深く物事を判断したり、魅力的です。

時計をチラ見したら残り時間少ないし、今回で解決は無理だと思いました。始めから前後編になりそうだとは思ったんですが。
正直なところ、もうしばらくはゆるめな事件で、1話完結を楽しみたかった気がします。でも原作ファンもすすめる人形回、後編に期待します。

いつもみたいに、スッキリ、気持ち良い解決編になりますように!

『モンスター』
最初は同局の『わたしの宝物』かよ、とかツッコミたくなる今回の依頼人。夫も何だかモラハラ気味な雰囲気です。
3話目は、前回まで不満だった事件の解決経過を、今までになく、視聴者を置いてきぼりにしないで、見せながら進んでいってくれたように感じました。

個人的には、趣里さんの有能ぶりが今一つ、伝わってきにくいのと(タイトルで勝手に、モンスター級の天才という意味かと思いこんでいたので)東大出の弁護士ジェシーの情けないパシリっぷりが面白いなーと思っているこのドラマですが。

趣里さん上げだけじゃなくて、ジェシー下げという形でも、趣里さんの有能感を見せようとしてるのかな?ジェシーが「これは自分じゃ出来ないよー」的なアピール増えてきた気がします。彼のポンコツさが、深刻になりがちなリーガルドラマを明るくしてくれてるから歓迎ですけど。
SixTONESってみんないい演技できてすごいなあ。特別ファンではないですが、ドラマにはどんどん出て欲しいグループです。

今回こそ後味よく、事件スッキリ解決かと思いましたが、結局裁判に出た側の夫婦は、不倫問題かかえたままで終わりです。毎回、わざとこういう後味を残すのがこのドラマなのかな。

とにかく協力者のコンビニ男も気になるし、面白くなってきました。最後まで完走いけそうです!これからの展開に期待します。

『民王R』
一番楽しみな月九で居眠りしたのに『民王R』2話目、しっかり最後まで視聴しました。自分でも意外でビックリ、離脱候補だったのにw

テレビ誌でロングインタビューがありました。
原作の池井戸氏は「全話で一つの入れ代わりでプロットを提出したら、局側から毎話別人でいきたいという提案を受け、熱意に感動し全部好きにしてもらう事にした、民王は任せました」と。だから『民王R』が面白くなるかはもう、脚本家の腕次第なんですね。ちょっと不安要素です。

次回は殺人犯と入れ代わると予告があって、ハードル高い相手とだと思いました。もう少し何話か進んで、視聴者の慣れたところでヘビーな相手を出して欲しかったからです。でもこれ、Rだから、以前の『民王』知ってる前提なのでしょうか。(私は前作を知らないですが、まあついてはいけているので良しとします)
とりあえず、ただの闇バイト男でホッとしました。

今回のお相手は曽田陵介さん。入れ代わり直後にスマホに映った自分の顔を見て「カッコイイ!」には序盤から笑いました。
でも本当にイケメンです。今回これだけだも満足できるよ。ずっとこのまま曽田さんと入れ代わっていて下さい。(曽田さんは同じく火曜の深夜帯『スノードロップの初恋』にも出演してますね、お忙しいなあ)

1話のあのちゃん回と違って、曽田さんと総理、本当に入れ代わったように見えました。やっぱり俳優さんは凄いです。

バイト三昧かけまわる曽田さんが、めっちゃ面白いですね!バイトリーダーに昇格したり、入れ替わり相手に向かっていい話してるかと思えば「不倫も3回した」とカミングアウト、クッソ笑いました。3回は多いよー。

エンケン総理が、溝端淳平さん演じるアホ議員「白鳥翼」の自信満々の案をバッサリ却下するのも、面白かったです。白鳥翼、意外といいキャラですよね。
いいキャラといえば、はっすんこと、なにわ男子の大橋くん演じるコネ書生「田中丸一郎太」もっと出してほしい、絶対面白いのに。(公式SNSではエプロンした書生田中丸のオフショット結構来ます。とても可愛いので今回も見ようとか思います。なのに出番少ないって客寄せパンダですかね)

特別なにわ男子や、大橋さんファンでは無いですが、エプロン姿で総理の朝食のお世話をするショットとか、すごい微笑ましいんですよ。和むー!

最後に、会社員の曽田さんが自分の体に戻り、近所のおばあちゃんが、「総理特製ワニまんじゅう」のお礼を持ってくるオチが良かったです。最初にチラッとまんじゅう出てきたけど、まさか伏線だったとは。渡してたんかい!って笑えました。このドラマでまさか、ほっこりできるとは思わなかったです。

ファンには申し訳ないけど、やっぱりあのちゃんがノイズなんですよ。出番が結構多いのに棒演技と滑舌が気になります。
女性キャラ少ないから、メインキャストの女性は女優さんが良かったです。キレイもしくは、可愛い枠として本業女優さん欲しいですよ(あのちゃんが嫌いとかではないんです、好きでもないけど)

とにかく今回楽しめました!次回は子供と入れ代わり、子役に不安が残りますが、信じて期待します。

『スノードロップの約束』
視聴予約していたら、突然『オクラ』が始まり驚きました。そして野球中継延長で放送時間ズレると、テロップが入りました。だから嫌いなんだよー、スポーツ中継。

今回は『民王R』で活躍した曽田さん演じる和真と、死神宮世くん演じるサクヤの対決回です。
奈雪と一緒仕事が多い和真と、嫉妬を自覚したサクヤ。ライバル意識を持った和真が、ここぞとばかりに奈雪と急接近します。

さりげなく美味しそうなお料理が出てきて、飯テロ要素もちゃんとあります。この時間に鬼だわー。

仕事とはいえ奈雪と和真が会っていると知り、二人のもとに駆けつけるサクヤが、レストランでしれっとして奈雪の隣に座っちゃうのが、相変わらずの死神的浮世離れ感、可愛いです。
サクヤに夕飯のリクエストを訊く奈雪の弟、陸も相変わらず安定の可愛さです。この話はいつも男性がみんな可愛いなあ。

意を決してサクヤが奈雪に告白する展開には驚きました、思ったより早い、話が終わっちゃうよ!そう思ったらドンデン返しで、本人すらライクとラブの違いに迷走しつつの告白だったので、奈雪にも伝わりません。

奈雪が好き、奈雪の弟の陸も好き、奈雪のお料理も好き、いっしょくたになってしまうサクヤ。ガッカリした奈雪に、和真が告白しちゃいます。
ここで今回のクライマックスと思ったら、最後に何と、弟の友達が実は死神だと判明!

正直、このまま、可愛らしいラブストーリーでわちゃわちゃ、死神要素は横に置いておくのかと思ったので、かなりビックリしました。やるなあ、脚本家!弟の友達はモブキャラだと思っていたのに、まさかの伏線です。

次回に続く、気になります。

これ、けしからん話なんですが、本当にヒロインを差し置いて男性が可愛いです。30分枠だけど、皆の魅力満載です。
同じ、ヒロインと男性3人が配置されたドラマ『くるり』より、こちらのがキャラ立ってます。(『くるり』にも宮世さん、出ていましたね)

今、一番楽しみなドラマの一つですが、このドラマは本当に火曜のTBS、10時のラブコメ枠で1時間かけてやって欲しいです。勿体ないなと思います。

放送終わるとSNSに「スノ雪飯」がアップされるのもいいです、こういう些細なサービスも、ドラマの楽しみになります。

余談ですが、この『スノードロップの初恋』ヒロイン奈雪と、イケメン4人が生出演のクリスマス・イベントやるみたいです。チケット制で6千円前後だったかな?意外と人気あるなら嬉しいなあ。

こんなところで。
(『あのクズ』は残念だけど、完全離脱になりそうです。『民王R』の後かけておいたけど、スマホに夢中で全く頭に入らなかった!)

本日は水曜日です。『ゼンケツ』初回離脱した私の今日の楽しみは、日テレ深夜帯の水曜プラチナイト内『高杉さん家のおべんとう』だけです。20分短いよー!天使の笑顔の君は今日は出て来ないけど、ほっこりします。


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