2024年4月期　春ドラマ　BL　25時、赤阪で

テレ東　水曜日　深夜帯　30分枠　
『25時、赤阪で』
BLドラマ　木ドラ24
※苦手な方もいらっしゃるのでBL表記してます
主演/駒木根葵汰　新原泰佑

コミック原作、原作未読。　
BL好きでもなければ、逆に抵抗も無い私、以前見たBLドラマ『恋をするなら二度目が上等』が普通に楽しめたので、隙間時間に見てみる事にしました。

無名の若手俳優の白崎くん（新原泰佑）はBLドラマ「昼のゆめ」のオーディションに合格します。
その相手役が、売れっ子モデルで俳優の羽山さん（駒木根葵汰）です。
羽山さんは、白崎くんと同じ大学の「映画研究会」の先輩でした。まさかの再会です。

初の大抜擢で演技に悩む白崎くんは、羽山先輩の提案で、ドラマの役作りための「疑似恋人関係」を始める事にします。
　
ドラマの中では、白崎くんと羽山先輩の恋愛ストーリーに加えて、毎回、作中のドラマ「昼のゆめ」のシーンも出てくるので、原作ファンの方は特に楽しいと思います。

羽山先輩は、売れっ子だけあって、何でもスマートに出来る本当にカッコイイ先輩です。その上とても優しいから、白崎くんが好きになるのも無理はないよなーという感じです。

それに対して白崎くんのキャラがちょっと微妙でした。俳優として成功したくて必死で、ドラマの成功のために羽山先輩と疑似恋人にまでなったのに、その意気込みがイマイチ伝わってこないんです。

新人の無名俳優なのはわかりますが、現場に行っても、周りに積極的に挨拶したりとかしないし、コミュ障というか、陰キャっぽい。全体的にすごく受け身な感じです。覇気が無いんです。
こんなんで俳優としてやっていけるの？！とか思っちゃうんですよ。

白崎くんのヤル気が伝わって来ないから、見ていてそんなに応援する気になれないです。羽山先輩に助けてもらってばかり、おんぶに抱っこ状態で、最後まであんまり好きになれませんでした。

ドラマが成功したら、変わっていくのかと思ったけど「昼のゆめ」の撮影が終わっても、羽山先輩とうまくいっても、白崎くんの成長は感じられず。

羽山先輩は良かったんだけどなあ。

作中ドラマの他に、大学時代の過去パートがあったり、ドラマとしては結構頑張っていたと思うので、白崎くんのキャラだけが残念です。