2024年1月期 冬ドラマ 先生さようなら
日テレ 深夜枠 30分 ドラマ
『先生さようなら』
旧ジャニ主演ドラマ枠 シンドラ
主演/渡辺翔太(Snow Man)
バーター出演/中村嶺亜(7MEN侍)
菅田琳(7MEN侍)檜山光成(少年忍者)
原作未読です。同タイトルの漫画原作。
過去の高校生時代の田邑(渡辺翔太)と女教師(北香那)の恋と、現在の教師になった田邑と生徒(林芽亜里)の恋を行ったり来たり。
うーん、あらすじ見たときから微妙な感じでした。ストーリー、好みじゃないなあ。ラブコメならいいけどシリアスで教師と生徒の恋とか重たいわ。
30分枠のドラマで、過去のパートと現在のパートを交互に描いたのは、頑張ったなあと思います。
でも生徒の渡辺翔太さんが恋する女教師、北香那さんが自己肯定感いかにも低そうな、パッとしない地味な感じで全然魅力的じゃないんです。(これは北さんのせいじゃなくて役がもうダメだと思った)
教師と生徒の壁を超えてまで、必死になれるような恋をする二人に見えないんですよ。
妻になってからの元女教師もパッとしない地味さはそのままに、旦那への話し方とか甘え方とか、ふにゃふにゃぐにゃぐにゃ、でれんでれんした感じでやっぱり魅力的じゃない。
そして現在パートの林芽亜里さん。同級生の人気者の陽キャ、白石くん(中村嶺亜)に片思いされたり、これまた教師と生徒の垣根を超えた上に、元妻の死を克服してまで田邑先生が恋するほど魅力的ではないんですよ。(林芽亜里さんは初めての演技仕事だそうですが、ちょっとぎこちなすぎます)
じゃあ主演の渡辺翔太さんはどうかというと、高校生役がきついのはキャスティングのせいだから仕方ないとして(30代にやらせる方が無理がある)やっぱり全体的にぼんやりした感じ。生徒時代に女教師との恋を実らせたり、現在生徒に人気の美術の教師にしてはやっぱり魅力薄。
どちらの恋も、障害を超えてまで二人が恋に落ちる様な説得力ある魅力的なエピソードがありません。全体的に静かで暗いトーンに、あらすじを追うだけのストーリー展開。すごく退屈です。作り手の自己陶酔系な雰囲気にモヤモヤします。
これ、初回から視聴していたんですが、想像通り退屈で好みじゃないお話だったのでどんどん上の空になっていきました。途中から結構出番が増えていった中村嶺亜くん、菅田琳寧ちゃん、檜山くんの生徒達のわちゃわちゃが僅かな楽しみだったかも。
最後までメインの3人共好きになれなかったー!キャラもビジュも3人共好きじゃなかったです。これはもうドラマ以前に、原作の漫画からして苦手な感じがします。
同じシンドラなら昨年ちらりと見た「HiHi Jets」の髙橋優斗さん、井上瑞稀くんの『君が死ぬまであと100日』みたいな、いかにもマンガっぽい作品のがまだ楽しめたかも。
まあシンドラなんてファン向けドラマなんだから、渡辺翔太さんのファンが毎週推しの姿見られて楽しめたならそれで良しだと思います。
次回のシンドラ、主演は誰かなって楽しみにしていたら今回でシンドラ枠が無くなるそうでそれが一番悲しかったです。例の件のせいかなあ。
日テレさん、シンドラ枠、復活希望!!