ブックレビュー だから古典は面白い
今回レビューするのはこちら。
だから古典は面白い。 幻冬舎新書になります。
今はちょうど、 Kindleセールがやっていますが
本書もセールになっていたので
購入してみました。
本書では、いくつかの古典をピックアップして
古典の面白さを解説している本です。
例えば、 ベストセラーを読むなら
聖書を読めといっていますが
これはほんとに、その通りですね。
そこら辺のベストセラーを読むんだったら
聖書だったり
ハリーポッターだったり
ワンピースを読んだ方が、よっぽどためになる。
ワンピースだって、世界で4億部以上 売られている本ですからね。
名実共に世界一の漫画です。
日本人なら、 ワンピースぐらい
知っておかないと ダメでしょうね。
その、ワンピースだって 聖書とは
関わりがあるわけで
聖書を知っていると、 色んな作品の真実に
気づけるようになるわけです。
シェイクスピアのマクベスも取り上げています。
マクベスからは、人間掌握術を学べると。
現代で言えば、 メンタリズムになりますかね。
それで、マクベスも騙されてしまったわけですが
結局は、心に隙があったと。
シェイクスピア作品では 悲劇が圧倒的に多いですけど。
それだけ、 人間は愚かな過ちを繰り返す生き物なんですよね。
古典はそれを伝えてくれているわけですが
結局は、 過ちを繰り返してしまう。
何とも皮肉なものです。
まぁー人間は その程度の生き物でしか
ないってことですね。
本書では、古典作品をちょっと違う 視点から
見ることが出来るので、なかなか面白いと思います。
読んで損はないでしょう。
ps
過去のブックレビューは こちらにまとめていますよ。
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