斜め屋敷の犯罪 ネタバレ・感想
こんにちは、zawatoです。毎日暑い!
コロナ無事に完治しました。よかったです。
隔離期間が終わっても喉に違和感や咳が出る方などもいるみたいですが自分
は特にありませんでした。
とはいえ、最初の2、3日はだいぶきつかったです。解熱剤を5錠くらい飲んだのに熱が下がらないどころか、むしろ上がっているのを見てびっくりしました。もう絶対なりたくないですね。
これからもマスク生活を続けようかなと思っています。
記事を書いてて気づいたんですけど、ずっと有栖川有栖作品と島田荘司作品しか読んでないので、そろそろ合間合間に違う作家さんも読もうかなと考えています。
でもシリーズ作品ものって先が気になるのでついつい読んでしまうんですよね。
今回もシリーズ作品の続きです(笑)
*感想だけでなくあらすじや内容にも踏み込んでいるのでネタバレ注意です。
はじめに
今回読んだ本は、島田荘司さんの「斜め屋敷の犯罪」
発行元は講談社文庫です。
島田荘司さんの代表作「御手洗潔」シリーズの2作目です。
1作目の「占星術殺人事件」は読破済みで感想の方もnoteにあるので気になった方はご覧ください。
前作で「御手洗潔シリーズ」の第1作目「占星術殺人事件」がとても面白かったので読む前から楽しみにしてました!
また御手洗と石岡の面白いやり取り見れるといいな~と思いながら読み進めてました。
今作も改訂完全版が刊行されていますが私が読んだのは昔の方の作品です。
では、あらすじ、内容、感想について述べていきたいと思います。
あらすじ
あらすじをWikipediaから拝借しようと思ったんですけどだいぶ長かったので、今回はAmazonの方を引用させていただきました。
感想(ネタバレ注意)
〇 個人的に良かった所・驚いた所
● 犯人もトリックも動機もわからない
今回もわからなかった、なにもかも。
特に1人目の事件が難しかったです。誰にも動機が見つからなかったので
真相までずっと「全然動機もトリックもわかんないな」と言葉をこぼしながら読んでました。
トリックも動機もビックリでしたよ。この建物そんな意図あったのかよ。
最後に花壇の謎が明かされるんですがシャレが効いててよかったです。
良い〆だなと思いました。
〇 個人的にう~んとなった所
● 御手洗は第三幕から登場
最初の一幕、二幕では御手洗は登場せず、事件終盤の三幕から登場し、活躍するので前作で御手洗潔というキャラクターに惹かれた自分にとっては出番が少なくて残念だなと思いました。もっと見たかったです。
時代が時代なので仕方ないんですけど、電報で御手洗のことを伝える文面で笑いました。そんな紹介文ある?
今回の石岡くんは大人しかったです。
● 建物の構造の把握が難しい
今作の鬼門です。
ただでさえ建物が傾いているという設定があるのに内部もやたらと凝っていて、この部屋だけ合鍵が無い、階段の配置場所など内部の設定も構造もややこしくてずっと頭がこんがらがってました。
母屋と塔の2つの建物があるというところも複雑さに拍車をかけていましたね。
総評
前作もそうだったんですけど島田荘司さんの作品、犯人もトリックも動機も何もかもわからないんですよね。今回も頑張って挑戦して見たけど前作同様わからなかった(笑)
あんな殺害方法も殺害動機わかるわけないよ…。
まさに奇想天外と言えるだな作品と思いました。
おわりに
御手洗潔シリーズ、次は「御手洗潔の挨拶」ですね。
御手洗、人に挨拶とかできるんだ…。短編集らしいです。楽しみ!
今作の御手洗は後半から参戦だったので、個人的にちょっと物足りないと感じてしまう部分がありました。
前作の御手洗と石岡のやり取りが好きだったのもあり、もっと見たかったなと思ってしまいました。
英子やクミなど女性陣のやり取りもよかったですし、今作も面白かったんですけどね。
島田荘司著 斜め屋敷の犯罪 ネタバレ・感想だいぶ長文になってしまいました。
ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
また次回のnoteもよろしくお願いします。