通りがかりの女性と神と人生について2時間も語り合った話
先日、いつものように友だちとボードゲーム会をしていたときのこと。
オープンボドゲ会は、誰でも参加できるウェルカムなスタイルなので、会場に看板をだしていると初対面の人が参加してくれることがある。
こないだは、たまたま通りがかった年配の女性が「ボードゲームって何ですか?」という感じで会場に入ってきた。
「え、外国人ですか?」と開口一番に聞かれたことはさておき、、、
とりあえず一緒にボードゲームをして遊んだ。
絵しりとりの「ウォッチャ」というゲームをやったり、ひとしきりゲームを楽しんで帰り際に世間話になった。
彼女は「私には夢がある、、、」とキング牧師を思わせる演説の前フリを始め、恐る恐る申し訳程度に尋ねてみると、
石巻に漫画文化を復興させたい云々という話だった。
それからなぜか、最近の若者は病んでいる感じがする、、、という話になり、
「まぁそうかもしれないですね」と相槌を打っていると、
「神によって〇×△◎♪#・・・」という話が始まってしまった。
一瞬エホバの証人かなぁと訝しんでみても、キリスト教のようでキリスト教でなく、スピリチュアルなようでスピリチュアルではなく、ぬるっとした感じの話だった。
結局、1~2時間そのような話をしたり聞いたりして、「調和がどうのこうの・・・」とぶつぶつ言いながら彼女は満足そうに帰っていった。(帰り際になぜか握手を求められた)
彼女の意図や目的はよくわからなかったけれど(たまたまボードゲームに興味をもって立ち寄っただけなのか、布教をしたかったのか、ただ話し相手がほしかったのか)
通りがかりの人がふらっと入ってきて一緒にボードゲームを楽しめたり、会がそういう雰囲気になってきているのはいいことだなぁと、これからの新たな出会いにも胸をふくらませる今日この頃であった。(完)