あなたは最も多くの時間を一緒に過ごした5人の平均
"You are the average of the people you spend the most time with" (Jim Rohn)
「あなたは最も多くの時間を一緒に過ごした5人の平均である」(ジム・ローン)
最近の国内外の色々な自己啓発本を読んでみると、21世紀はどうやら「環境の時代」らしい。
世の中に選択肢が増え、欲望を掻き立てるツールが無限に溢れてきている。
そんな中で、(皮肉なことに)人間の精神は脆弱さを加速し、環境に振り回されることになる。
かつて重要性が主張された「意志力」は、もはや幻想の産物となりつつある。
そこで、現代に生きる私たちには、自分を取り巻く環境をどのように調整していくのか、という"新たな力"が求められているという。
つまり、自分の理想を実現できるような環境を作り、その環境に身を置き、努力できるシステムを構築することへの努力が求められているという。
環境が私たちに与える影響は計り知れない。
中でも、人が一番影響を受けるのは「人」。
自分がどういう人と人生を過ごしていくかで、人生振り子の揺れ幅はどのようにも移る。
それは、家族や友だちかもしれないし、恋人や職場の同僚かもしれない。
しかも、一緒にいる時間が長ければ長いほど影響を受けてくるから、時間の長さも重要なファクターなのかもしれない。
そんな一種の真理を冒頭のジム・ローンの言葉は暗示しているようだ。
今まで一緒に時間を過ごした人TOP5を聞かれたら、誰を思い浮かべるだろう?
その5人を平均した人間像が、自分自身なのだ。