ジェームズ・ボンドに学ぶシンプルファッションの美学
海外出張に向かう飛行機の中で007シリーズの「ノータイムトゥダイ」を観まして。
改めて、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドのファッションがカッコ良いなぁと思いました。
なんていうんでしょうね。タイムレスというかエイジレスというか。
バキッとしたスーツスタイルやタキシード姿はもちろん、プライベートのスタイルも決まってる。
鍛えられた体躯に上下ジャストサイズ、スタンダードな着こなしが映えます。
このボートネックニットの着こなしとかヤバくないですか?
有無を言わさず体系とオーラで着こなしてる感があるというか。
ボンドの着こなしって、体型や年齢込みで完成しているんですよね。
多分、同じ服をヒョロヒョロの20代が着ても絶対似合わない。
アラフィフの適度な貫禄と鍛えられた体躯に、このファッションがベストマッチなのです。
30代前半の僕は、今でも割とゆるめな服が好きではあるんですが。
多分、今のスタイルで服を着れるのはもう5年ぐらいかなーと思うんです。
やっぱ、年齢を重ねるとあんまりダラっとした服は着れないし。
年齢を重ねれば重ねるほど、人間は厚みを増してゆく。それはよく言えば貫禄だし、悪く言えば不潔感にも繋がるもので。
そう考えると、年齢を重ねるほどファッションはシンプルにしていく方がバランスが良いのかもしれない。
ただ、シンプルな服ほど体つきが大切になる。
だから、僕もボンドみたいなシンプルファッションに行く頃には今より更に体を鍛えてないとなぁ、と思います。
自分をコントロールできるのがカッコ良い大人ですからね。