
小鳩くんのキャラデザカッコ良すぎない?アニメ「小市民シリーズ」第1話感想
1話時点ではちょっと評価が難しいですね。
原作小説が大好きな「小市民シリーズ」なんですけど、これほど映像化が難しい作品は中々ないと思いますね。
原作は、2010年にアニメ化されて人気を博した「氷菓」の原作である「古典部シリーズ」を手がけた米澤穂信。
「古典部シリーズ」と同じく青春の”痛い部分”にフォーカスしているのが本作の魅力なんですけども、細かい心情描写が必須となる作品なのでどちらかと言うと文章が向いているんですよね。
1話はあくまでさわり、まずはキャラ紹介と言った感じの導入でしたね。
演出もめちゃくちゃ攻めている訳ではなく、まずは当たり障りなく。
本作は、主人公である小鳩くんとヒロイン・小佐内さんの抱える陰の部分がポイントになってくる。
それが明らかになるのはおそらく3話より先になるはずなんですけど、その部分をどういったテイストで演出するかで作品の評価は大きく変わってくるかなーと思います。
小佐内さんと小鳩くんのパートナーである堂島健吾のキャラクターデザインは非常に良かったですね。
原作のテイストは残しつつ、きちんと令和にアップデートされていて。
ただ、ちょっと小鳩くんはカッコ良すぎて違和感ありました。笑
もうちょい童顔で、背も低めのイメージだったんですけど…「氷菓」の奉太郎よりも更にシュッとしてましたね。
健吾は原作でも巨漢という描写があったんですが、小鳩くんは平均身長ぐらいであって欲しかったなぁ…その方が小市民感出ると思うんですよね。まあ、アニメって商業目的だしこれも仕方ないのか?
とりあえず2話以降も観てみようと思います。