失恋って、そんなに悪くないと思う。

最近、noteで色んな人の失恋の記事を読んでいる。

誤解を招くかもしれないけど、僕はそういう記事を読んでちょっと羨ましい気持ちになる。

勿論程度はそれぞれ様々だけど、みんな落ち込んだり、自信を失ったり。
ヤケになったり、訳わかんなくなったりしてる。

でも、そんな風になっちゃうほど好きになる相手がいることも、感情に振り回されている様子もどこか懐かしくて。
切ないけど、羨ましいような気持ちが心を掠めていく。

もちろん、フラれたり別れたりって辛いことだけど。
恋を失うことでしか得られない経験や感情も、絶対あると思う。

人は、失恋すると親や友達の存在に励まされたり。
自分の価値を自問自答したり。
這い上がることで強くなったり。
相手を見返すために、より素敵な自分になろうとしたりする。

個人的には、成就した恋よりも叶わない恋の方が人を成長させてくれる気がする。しかも、若いうちしか体験できないことでもある。

そう考えると、ある種の青春病というか。
悪くないことなんじゃないかなーと思うのは僕だけだろうか。

もし、恋の終わりを迎えたことで落ち込んでいる人がこの記事を見ているとしたら。
僕から、”絶対に大丈夫”と伝えたい。

人に気持ちを伝えることができたあなたは偉い。
相手のことを考えて、身を引けたあなたは素晴らしい。
恋の終わりを受け入れて、今も前を向こうとしているあなたは強い。

そんな素敵なあなたの、良いところを全て見てくれる人が絶対現れるはず。

だから、そんなに落ち込まなくても大丈夫。
日本には1億2000万人も人がいるし、世界には80億人近くの人がいる。
好きになった人より、もっと素敵な人がきっといる。

何年かすれば、失恋も悪くないって思える時がきっと来る。
今は落ち込んだって良いから、そう遠くないうちに前を向けるように。
そう考えてもらえたら嬉しい。