世界よ、これが日本のSASUKEだ。「SASUKEワールドカップ2024」感想
ワールドカップってことは、4年に一回なんですかね?
というわけで、昨日「SASUKEワールドカップ2024」がオンエアされまして。
もちろんリアルタイムでばっちり視聴しました。
結論として、本家SASUKEの難しさがよく分かる大会だったなと思います。
タックル→そり立つ壁の凶悪コンボでフィジカルモンスター揃いの外国人選手がことごとく躓いてたりとか。
サスケくんこと森本裕介さんを除いて、クリフディメンションを誰も突破できなかったりとか。
Ninja Warriorのトッププレイヤーたちでも歯が立たないぐらい、日本のセットは難しいんですね。
まあ、基本的に外国人選手の方が日本人より身体が大きいので。指先で身体を支えるクリフやバーチみたいなエリアは日本人が圧倒的に有利ですよね。
アメリカのNinja Warriorのクリフは、そもそも日本のものと比べて突起が少し大きいらしいので。
それでも、外国人選手の3rd序盤の攻略の仕方はフィジカルってやっぱえげつないんだなと思いましたけどね。
ジャンピングバーからサイドワインダーを直接繋げたり、ジャンピングバーを一つ飛ばしたり(!?)。もうアホかと。
そして、同時に明らかになった森本さんの圧倒的な世界ナンバーワンっぷり。
選手紹介でも『現役最強』と謳われてましたけど、その呼び名に相応しい大活躍でした。彼がいなかったら日本チームは決勝に残れてないもんね。
今回はサスケくんの活躍もありJAPAN REDチームが大逆転優勝でしたが、正直もっと圧勝すると思ってました。笑
山本桂太郎さんは指先がバチクソ強いのでバーティカルリミットBURST.まで当然たどり着くと思っていたし、調子が良さそうだった黒虎・山本良幸さんも第40回大会はクリフディメンションはねじ伏せている。
今回は3rdに挑戦しなかった多田さんもクリフディメンションにはめちゃくちゃ強いので3rdまでいっちゃえば楽勝じゃん、と思っていたんですけど。
まさか桂太郎さんも良幸さんもディメンションでおっこちゃうとは。やっぱ本番は魔物がいるんですねえ。
やっぱり、実力を一番裏付けるのって安定感だと思っていて。常に最高に近いパフォーマンスができる人が強いと思うんですよね。
そういう意味で、プレッシャーの中でもバーティカルリミットBURST.の後半までしっかりたどり着いた上で、疲労があるはずの中でもファイナルをしっかりクリアする森本さんは実力が頭2つぐらい抜けてるんだなーと。
彼のSASUKEにかける覚悟や練習量を見ると、最低でもあと3年は天下が続きそうな気がします。
JAPAN REDにとっては、山本良幸さんの存在も非常に大きかったですね。
彼はシンプルに運動神経が良いし、とにかくフィジカルが強い。
海外勢を抑えての1st最速突破はさすがでしたし、2ndのスパイダークライムも全体2位。
森本さんを3rdまで温存できたのは彼のおかげと言ってもいい。
多田さんは今回もいぶし銀の活躍でしたね。1stも安定、2ndのスパイダークライムも速かった。
クリフディメンションは3大会連続で突破しているので3rd見たかったですけど、今回のルール上致し方なかったかな。
人気者揃いのJAPAN BLUEは、安定の日置さんを筆頭に全員に満遍なく見どころがありました。
川口さんの完全復活は嬉しかったし、46歳にしてまだ向上しようとする漆原さんの姿には胸を打たれる。
Snow Man・岩本くんは1stの落下でまたネットが荒れそうだなーと思いましたけど。笑
でも、3rd初挑戦でスイングエッジの攻略は見事だったし、あのガタイでクリフディメンションの2本目に届いていたのは凄い。182cmありますからね彼。SASUKEはデカすぎると不利なんだよな。
予想はしていましたけど、JAPAN LEGENDの大敗っぷりは残念でした。
として、山本さんとケインはクリア見たかったな…
特にケインは1stステージクリア率100%だったのでショックだった。
まあ、体重が重い分タイファイターは不利だと思うんですけど、まさかあそこで落ちるとは。
今回の経験を活かして、年末の42回大会では1stをクリアして本選での突破率100%を維持してほしいところ。
逆に、長野さんのツインダイヤは別格でシビれましたね。
アメリカのジェシーとかも『What's!?』って言ってましたけど。笑
彼の圧倒的な運動センス、体幹とバランス感覚の凄さが伝わってきました。
あのエリアをノーハンドでクリアした人、見たことないんですけど。
年齢からくるスタミナの衰えで通しでのクリアが厳しくなってきてはいますが、単発でのこういったエリアはいまだに出場選手の中でもトップレベルに上手いのがお見事。
日本チームは全体的に女性陣の層の薄さが目立っちゃいましたね。
大嶋あやのさんは屈指の実力者ですが、それでも今回の3rdでクリアできたのはフライングバーのみ。勿論めっちゃ凄いんですけど、ジェシー含め海外の女性選手達が凄すぎてちょっと掠んじゃいました。
そう考えると、19年振りの復帰でフィッシュボーンをクリアしたJAPAN LEGENDの水野裕子は頑張ってたな。
あとは、1stステージ序盤で足を負傷したにも関わらず反り立つ壁まで進んだアメリカ代表のダニエル・ギルの献身的な姿勢とフランス代表の圧倒的イケメンの存在が印象に残りましたね。あのイケメンもうちょっと見たかったな。
というか、ダニエルに関してはなんで足を怪我してドラゴングライダーとタックルをクリアできるか謎なんですけど。片足で300kgは押せねえだろ。
あとは、最強格のレネ・キャスリーを擁するドイツチームが1stで消えたのは波乱でしたね。レネの3rdもう1回見たかったので、年末の本選ではケアレスミスしないことを祈ります。
凄い人たちのハイレベルバトルが見れて、モチベが上がりました。
今回の出場選手たちにはまだまだ敵いそうにないですが、少しでも近づけるように自分も頑張りたいと思います。