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かのこ、チョコで覆われる。


セイコーマートによると、2月14日は「おいしいチョコケーキを食べる日」らしい。なんて素晴らしい日だ。


しかしこれを知った日以降、私の中でいつの間にか拡大解釈が起こり、「おいしい”チョコ”を食べる日」だと勘違いしてしまっていた。

あのセイコーマートさんも仰っているんだから、バレンタインチョコをワシワシ食べてもいいよね? と安心しきっていたのである。


まあ、でもいいか。美味しかったし。



ええ、もういくらか食べました(もはや14日ですらない)。例えばチョコ味の羊羹とチョコのかかった「かのこ」なんて、面白くないですか?


***


ラッピングされてた!(単品もあり。各320円)


万延元年創業、函館の老舗和菓子店「千秋庵総本家」。三谷はここの「ばたどら」が大好きです。名前だけでも覚えて帰ってください。


向かって左はチョコ味の蒸し羊羹、右はチョココーティングを施した「かのこ」である。


チョコ餡は、食べたことはないものの他でも見たことがある。しかし、かのこチョコ直がけには度肝を抜かれた。なんだか、ちょっと悪いようなことをしているような気分になってしまうのである(私はただ食べるだけなのだけど)。


羊羹はオールチョコではなく、内側は白いミルク羊羹。


ミルクは微かに感じるかな? というくらいだが、外側のチョコ餡は思った以上にチョコだった。食感はむちっとした羊羹なのに、味はチョコ。後味に水羊羹っぽい風味を感じるも、ほぼ濃厚なチョコ。美味しい、面白い。


ちなみにですが、赤ワインに合いました。ぐびぐび。

切りかけたあとの姿で失礼します。
(ミルク餡は最初から見えるデザインです)


そして問題の、かのこ。

何気に通常かのこを食べたことがなく、トリッキーver.から食べてしまって申し訳ないという気持ち。上生菓子、練切りを選びがち。


おそらく本当に直がけしただけで(「だけ」とか言わない)、チョコの下は蜜漬け豆、こし餡、そして求肥という構成。


そのため、先ほどと打って変わって餡が強い。チョコそのものが表面にあっても、切りながら食べると舌に当たる割合としては餡のほうが多いのかもしれない。


もはやかけなくてもいい気がしなくもなかったが、このチャレンジ精神を私は愛する。この調子でかぼちゃ菓子を出してほしい。



ちなみにこちらもワインと合います。ぐいぐいぐびぐびです。


*** 

ちなみに父にもバレンタインとしてプレゼントしたのだが、どうやらかのこのほうがチョコっぽく感じたらしい。母の話だと「ガっ」と食べたようなので、舌の接地面の違いかもしれない。


今のところ1対1なので、どなたか食べてみてくれませんかね……?




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三谷乃亜
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