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やっぱり、ドトールのアイスココアが好き


ずっと好きでリピートしているものでも、ある1回の悲しい出来事で遠ざかってしまうことがある。


私にとってのそれは、ドトールのアイスココアだった。

しかし今日、それが無事に克服されたことを、ここにご報告いたします。


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小学生の頃。

月に1、2回だろうか。日曜日の朝、家族とドトールへ行くという習慣が一時期あった。


食べ物もドリングも種類豊富。しかし私は、ジャーマンドッグとアイスココア以外食べた記憶がない。この組み合わせが、定番であり鉄板だった。

ドトールのアイスココアは、ココアの味が濃くて水っぽくない。牛乳とのバランスや全体の甘みもちょうどよく、トッピングのホイップにもテンションが上がる。

冷たいココアをストローでキューッと飲むのが、すごく好きだった。甘くて冷たいものが好きなのは、昔からのようである。



その後、朝の習慣がいつしかなくなり、ドトールのアイスココアとの距離も自然と遠のいた。


そして大学生になった頃(だいぶ経ったな)、久しぶりに再会を果たす。

そのときは地元にいなかったので馴染みの店舗ではなく、人通りの多い、常に混んでいるようなところだった。



それが災いしたのか、届いたアイスココアはぬるかった。


先述したように、私はキンキンに冷えた状態が好きである。冷えすぎると味がわからないという話もあるが、そのココアはそういうレベルではない生暖かさだったのだ。


混んでいるため、急いで提供しなければならない。その気持も十分わかるし、むしろありがたいこと。そして季節は定かではないが、おそらく暑い日だったのだろう。私もすぐに飲み始めてしまったのかもしれない。


しかしこれらが重なった結果、残念ながら悲しい思い出となって記憶されてしまったのである。



(同じく学生時代、別のカフェチェーン店でも、ぬるいドリンクに当たったことがあった。この2回の経験によって、アイスドリンクは少し待ってから飲むべしという教訓を得る。)


そして今日。数年ぶりにアイスココアと対峙した。これまでの2店舗ではなく、最近の行きつけ(というほど行っていなけど)の店舗である。

お供のレタスドッグが来ていないのもあり、しばらく飲まずに置いておく。そしてホイップを避けながらストローで軽くかき混ぜ、一口飲んだ。



……冷たくて美味しい!!!!!



これだよ、これ。ドトールのアイスココアはやっぱり美味しいんだよ。やっぱりココアはドトールしか勝たんな、と手のひら返しで褒め称える私。いや、実際美味しいんですよ、本当に。


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ちなみに、今回伺ったのは昼食時だったのだが、アイスココアとレタスドッグで5時間経ってもお腹が落ち着かなかった。腹ごなしに30分以上歩いたのに! 子どもの頃は9時頃に食べて、約3時間後のお昼も食べていたのに!



別の意味でほろ苦い思い出は残ったが、今の私はいたって前向きだ。頃合いを見て、またリベンジしに行きたい。





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