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「熟成」されしイオン菓子

ケーキと同じく、お店によって多種多様などらやき。

今まで食べてこなかった分を取り返すかのように、今後もあれこれ食べていくことだろう。

どらやきもケーキだった



……と言ったとおり、イオンのリーズナブルシリーズ「ベストプライス」のどらやきを食べてきた。昨日の今日のご報告である。


結論から言うと、デイリーどらやきにふさわしい価格、そして価格以上の美味しさだった。



しかしそのクオリティによって、「『熟成』による違いの有無」という新たなテーマが立ち上がってしまった。



***

「北海道産あずきのどらやき」。税抜き98円。
(パッケージを撮り忘れたため、公式サイトから拝借)


実は、購入したのは昨年のこと。1ヶ月くらい持つから大丈夫だな~、と余裕綽々でカゴに入れた気がするので、本当にだいぶ前である。


しかし師走はあっという間に駆け抜けていくもので、あれだけまだまだだった賞味期限もあと数日に迫るまでになっていた。1月なんて、永遠に来ないと思ってた。




結果的に満を持しての開封となったベストプライスどらやき。


もしこの時間経過、つまり「熟成」が、美味しさに拍車をかけたとしたら。



そんな仮説を立ててしまうくらい、生地と餡が馴染みまくる絶妙な塩梅になっていたのである。


断面見るのも好きになってきた。


パウンドケーキといった焼き菓子は、一晩置くことで生地がしっとりする。そしてどらやきに関しても、できたては生地の”ふかふか”が際立っていて、翌日以降は餡の水分がいい感じに馴染んで”しっとり”になる……的な話を小耳に挟んだことがある気がする(曖昧模糊)。

つまり賞味期限ギリギリまで寝かせていたことで、生地が餡に吸着した状態を口にできたのではなかろうか。


今まで食べたどらやき5種は、①生地がどう、②一方の餡は、③そして総合的に……という3段階(①と②はバランスによって前後する)が基本だった。


しかし今回に関しては、総合が先にきたという感覚。そしてその総合が美味しい。ずっと言っている”しっとり”はもちろん、小豆の味もしっかりしていて甘ったるくない。


果たして、入荷当初からこの融合具合なのか。それとも「熟成」の賜物なのか。これをぜひとも確かめたい。まだ販売中であれ……!



***


ちなみに、販売中を祈る理由。


初めて発見した日、これの隣に「トップバリュ」シリーズの「十勝産あずきのどら焼」があった。産地を特定しているあたり、よりこだわりが感じられる。

シリーズ違いといっても数十円しか変わらないし、そんなに違うものなのか……と食べ比べしたい心が疼いたものの、なんやかんやで見送っているうちに販売終了していたらしい。さすがにどらやきはずっとあると思うじゃん……。


お菓子は、売っているうちに買え。



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三谷乃亜
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