うちのスーパームーン&ジャック・オ・ランタン 〜かぼちゃ饅頭食べ比べ〜
シフォンケーキは食事になり得るなどと言ってきたが、饅頭こそほぼ「あんぱん」なのではなかろうか。
あんぱん→餡(甘い)がパン(甘くない)に包まれている
饅頭→餡(甘い)が皮(甘くない)に包まれている
ね?(ね?ではない)
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食事カウントにするか否かは胃の具合と気分で決めることにして、三谷による三谷のための「かぼちゃ饅頭三銃士」をご紹介したい。
今回はローカル色がかなり強めなので、今後観光する際のお土産調達に役立てていただけばと思う。ちなみに、みんな大好きセコマもいるよ。
【セイコーマート】かぼちゃまんじゅう
ということでトップバッターはセコマ。
撮影環境がまちまち、かつ技術不足によりわかりにくくなってしまったが、1番鮮やかな黄色である。形は円。超まんまるい。
スーパームーンをうっかり見逃したので(Twitterで賑わっていたのは見ていたのに、自ら窓の外を見るという思考にならなかった不思議)、我が家のスーパームーンはセコマまんじゅうということにしたい。
おすすめポイントとしては、生地の香りとしっとり具合。
ひと噛みした瞬間、青っぽいタイプのかぼちゃ風味がぶわっとくる。ここまで強いのは饅頭以外も含めて今シーズン初かもしれない。3つのなかで最も生地が分厚く、生地にもかぼちゃが使用されているが故なのだろう。
餡はねっとりタイプがたっぷり。生地含め総じて水分量高めで、饅頭のイメージをいい意味で裏切ってくれる一品だった。
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【和創菓ひとひら】ハロウィンかぼちゃまんじゅう
1942年に誕生した吉田製菓が始まりで、1952年以降は吉田食品として展開。「ヨシダのお菓子」として長年親しまれ、2016年に直営店舗としてオープンしたのが「和創菓ひとひら」である。
煎餅に和菓子・洋菓子のほか、フルーツ大福やスムージーなど、古きよきものから流行りのスイーツまで数多い品揃えが魅力のお店だが、個人的には「みよい農園」のかぼちゃを使った商品がたくさんある点を強調したい。
パイ、どらやき、生クリーム入りどらやき、バウムクーヘン……となんでもござれで、初めて目の当たりにしたとき舞い上がって全部買いそうになってしまった。
日持ちの問題もあるし一旦これだけ買って落ち着こう、と手にしたのが今回の饅頭である。その節はありがとう。
そんな恩人である饅頭のおすすめポイントは、生地のむっちりさ。
表面がむちっとしつつ、水分量もちゃんとあってしっとりしている。こちらも饅頭と聞いて想像するような「皮」的な生地とはまた違うテイストだった。
味は白餡を強めに感じたものの、色味が濃いめなのでそれだけでテンションが上がった。饅頭全体がかぼちゃ型なのもしかり、視覚面の楽しさはピカイチと言えよう。
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【千秋庵総本家】「ハロウィン饅頭」
1860年創業の、老舗も老舗の和菓子屋さん。札幌千秋庵と混同されがちだが、現在はまったくの別会社で、函館の総本家が大元である。
(その辺の話は以下の記事をよければどうぞ)
ひとひらと違って通年商品にかぼちゃ菓子が無いのは至極残念だが(パイ菓子はあるんだから、かぼちゃ餡で作ってくれないかしらん)、毎年この時期にはハロウィンフェイスの饅頭を販売してくれているらしい。助かった!(?)
トリを務めていただく千秋庵総本家まんじゅうのおすすめポイントは、ズバリ「餡」である。
正直、かぼちゃっぽさはあまり感じない。しかしそれでもいいかな……と思えるくらい、餡が美味しかった。
かぼちゃっぽさが薄い場合は必然的に白餡が強くなり、白餡は小豆餡よりも甘さが際立つ傾向がある気がする。それはそれで美味しいのでいいのだが、このハロウィンまんじゅうは甘さよりも豆っぽさが際立っていた。要は、甘さ控えめなのである。
生地はザ・饅頭な皮系。餡に自信あります!ぜひ味わってください!というメッセージを勝手に受け取ったのだが、勘違いだったら申し訳ない。そのくらい、餡が輝いている饅頭だった。
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かぼちゃパイのときと違って今回は3つだから~と書きたいこと詰め込んだ結果、ほぼ同じボリュームになってしまって困惑している。
前回は説明不足感も感じていたものの、読むならそっちのほうがちょうどいいんだろうな……。塩梅、難しい。
それでは、かぼちゃパイ第2弾でまたお目にかかりましょう。饅頭、あるいはパイを召し上がりつつお待ちくださいませ!
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