スーパーのベビーチーズってどうなのよ?
ベビーチーズに触れている記事がいつの間にか4つにもなっていた。
ベビーチーズを常食し始め、それならと様々な味を試し、カマンベールが1番かもしれないという結論に達した。
そうなると様々なメーカーのカマンベール味を試したくなるというもの。マガジンにまとめているシェイクのように、ハマったものは一通り調べて情報を浴び、そして可能な限り手に入れたい。
そんななか、今まで混雑しまくるレジに慄くなどしてずっと後回しにしていたドンキのベビーチーズを先日やっと購入することができた。
あそこはメインで使っていないから、ちょっとした買い物のために並ぶのはハードルが高いのよね。あ、でもたまたま見つけた珍しいジュースは買ったか。となると、ベビーチーズの優先順位が疑われてしまうな……。
そんな話は置いといて(なかったことにしてる!)、今回はスーパーのプライベートブランド3つをご紹介したい。
①ドン・キホーテ
行列に打ち勝ちやっと手に入れたということで、達成感に関しては断トツの1位である。
カマンベール味のパッケージは黄色か青のどちらかが多いのだけど、ドンキは青。しかも意外なことに(失礼)他よりスタイリッシュな感じなのだ。
プラスチック包装には「おしゃれ?何それ美味しいの」と言わんばかりのゴシック体で「ド」がでかでかと書かれているのだが、それを剥ぎ取ってしまえばドンキだと気づかれないと思う。
そして肝心の味だが……ううん、これはカマンベールなのだろうか。
これまで食べたなかで1番味の主張が薄い。プレーン味を食べているかのようなのだ。
ドンキのプレーン味と比べれば違うのかもしれないが、今までのは比べずともカマンベール味を感じられたため、あと一歩かんばってほしい! と思ってしまった。
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②イオン
カルシウム入りなのがさりげなく嬉しい。
他のベビーチーズではカルシウム強化版とカマンベール味で分かれているため、1つでどちらも得られるのはお得な気持ちになる。。
2つも欲張ったら味がぼやけるんじゃないの? と思うかもしれないが、これがまたちゃんとカマンベール味なのだ。
マイルドかつクリーミー。以前紹介したロルフがカマンベールのクセをガンガンにしている一方、こちらはそのクセを抜いて食べやすくした感じ。方向性としてはQBBに近いものの、QBBのほうが万人受けな気がする。
ロルフとQBBを足して二で割ったのがイオンかもしれない。知らんけど。
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③生協(COOP)
形状は今回の3つで唯一横型。小ぶりに見えたけど紙のサイズも重量も他と同じだった。目の錯覚?
カマンベール感は薄いかな……。ただ味は1番濃い。なんならこれまで食べたなかでもトップかもしれない。
他のはチーズ1個を単体で食べきった頃にパンを欲する、という程度だとすると、COOPのは半分くらいで1回挟みたくなる感じ。舌にまとわりつく感覚も比較的強めだからそれも関係しているのかも。
COOPってなんとなく控えめなイメージがあったのだけど、蓋を開けてみたら今回1番主張が強かった。おつまみにもありかもね。
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すべて食べてから知ったことなのだけど、イオンとドンキは製造所が「マリンフード株式会社 長浜工場」だった。まさかの同郷。
さらにCOOPはまさかの六甲バター株式会社。つまりQBBと同じ出身である。
作る場所が同じでも開発者が違えば味もテクスチャーも変わるんだなあ……と、テーブルに広げたチーズの厚紙たちを眺めながら思うのだった。