ついに「チョコの壁」がこっちにも!
大御所でありながら、飽くなき探求心で我々を楽しませてくれるチョコモナカジャンボ。
中のチョコを限界まで分厚くした「チョコモナカジャンボ〈限〉」から数カ月後、今度はチョコの壁がついたぞ!
今までバニラモナカジャンボにはあった「チョコの壁」。
これがあることによって上下モナカの隙間部分を埋め、吸湿を防いでサクサクを保ってくれるのだ。
構想3年の末2021年に完成したこの壁だが、チョコモナカジャンボには採用されてこなかった。中心のチョコは分厚くしても、壁は建設されなかったのである。
しかし「チョコモナカジャンボはそんなのなくても売れるから」とふんぞり返っていたわけではない。
バニラモナカジャンボの成功を見て、チョコモナカジャンボにも実装できないか密かに(?)挑戦を始めていた。しかし真ん中のチョコが曲者なのか、構造上の問題でなかなかうまくいかなかったらしい。
バニラモナカジャンボよりさらにかかって苦節5年、遂に「チョコの壁」つきのチョコモナカジャンボが誕生したのだった。
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カロリーは314kcal。
従来が303kcal、チョコモナカジャンボ〈限〉が317kcalなので、壁の分だけチョコが増えたらしい。
しかし面白いもので、チョコチョコしさは〈限〉のほうが上だった。
同じくらいの量でも、一極集中しているほうが舌に当たったときのパワーが強いのかもしれない。
バニラモナカジャンボは「チョコの壁」の主張が強い。なのでその想定で食べたのだが、やはりチョコモナカジャンボは中央のチョコが主役のようだ。
チョコチョコしさは期待しすぎた分ちょっと残念だったが、そもそも壁はチョコを感じるためではない。モナカを美味しくするためのものなのだ。
それでいうと、その試みは大成功している。
まだ1個しか食べていないので偶然という可能性は捨てきれず、今後も検証を重ねる必要はある。しかし従来のサクサクなモナカに比べ、なんとなく軽さが加わっている感じがした。バリバリッ! じゃなくてサクッサクッ!みたいな(勘違いだったらごめん)。
また、バニラモナカジャンボのモナカがアーモンドパウダー入りでほんのり甘いのに対し、チョコモナカジャンボはそれがない。そのため、よりあっさりした風合いに感じられるのかもしれない。
構想3年のバニラモナカジャンボでも、経過時間や温度変化などの影響でシナシナになることもある。なので、今回の改良によってどのくらいサクサクの確率が高まるか、注意深く見守っていきたい。
https://www.morinaga.co.jp/ice/jumbo/choconokabe/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000019896.html