スタバにありそうなドリンクを生み出してしまった
あんこも生クリームもどんとこい、甘いもの大集合~という私だが、小さい頃から明確に苦手意識を持つお菓子がある。
以前からちょこちょこ話題にしている白玉などのお餅系?
ノンノン、これはお腹いっぱいになりそうだから避けているだけで、それ自体は好き。胃が大きくなれば和パフェもどんどん食べちゃうんだから。
では何かというと、マシュマロである。
いくら食べてもお腹いっぱいにならなそうな、餅系の対極にいる存在。しかし私は小さい頃から苦手としている。
理由は、①めちゃくちゃ甘い、②口当たりが苦手、の2点。
特に口当たりが問題。”もろもろもそもそ”しながら”もわもやーん”と溶けていく感じが、ああああという気持ちになるのだ。感覚的すぎて擬音語祭りになってしまった。
逆に、これらがクリアされるエンゼルパイや、バレンタインで作られがちなマシュマロ入りチョコは好きだったりする。
サンドされたり冷えたりすることでムチっとした食感に変わり、チョコのコクによって砂糖がん積みの甘さもアクセントとなる。
それこそバレンタインでもらって初めてマシュマロ入りチョコを食べたのだが、『マシュマロなのに、ものすごく美味しい……!』と感動したものだった。もう15年以上も昔の話である。
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だからといって買ってきてまで作るというわけではなく、マシュマロとの距離は遠いまま。
そんななか、バーベキューの余りか何かで1袋おすそ分けをいただいた。
この流れなら「せっかくだからチョコを溶かしてクッキング!」となりそうだが、そうは問屋が卸さない(卸せよ)。
十分簡単なのはわかっている。でも、もっと手軽に済ませたいんだ!
【朗報】マシュマロ、ホットミルクに入れるだけでも美味しいらしい。
ホットミルクにマシュマロを浮かべるだけ。
ホットミルクは毎日のように飲むし、甘い牛乳も大好き。何より、超・簡単。これだよ、私はこういうのを求めていたんだ。チーン(電子レンジが私を呼ぶ音)。
【速報】スタバで出てきそうなドリンクできちゃった。
ただ浮かべているだけでは溶けないので、スプーンでぐしぐし潰して飲んでいく。
すると、ただでさえコクがある牛乳に濃厚さがプラスされるではないか。甘い香りも癒し効果抜群である。
ああうまい。甘い牛乳がうまい。足りないのは雰囲気だけ。スタバのカップに移せばいいのかな(そういうことではない)。
しかし思い立ったらすぐに作れるし、やろうと思えばおかわりだってし放題。これはスタバではできない芸当である。
「おうちカフェ」の最高得点を記録してしまったかもしれない、という勢いで気に入ったのだった。
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ちなみに、マシュマロを浮かべた様子を載せたかったのだが、マグカップが紅茶の色に染まりすぎていたため断念した次第。
漂白しろよというご意見はごもっともである。でも、ある程度ついていたほうが味がなじんで美味しい気がするんだよな……何かの本でそういう話を見たこともあるし。
おうちカフェ度を上げるには、きれいなカップも必要かもしれないわね。