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エッセイ

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日常のあれこれについての記事です。 食べ物以外をまとめています。
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2024年6月の記事一覧

デパートの食器売場は美術館

見る目を養ったり、インスピレーションを得たりする方法として、私がパッと思いつくのは文化施設や自然。 しかし、デパートに行くのもアリかもしれない。 *** 特に用事もなくデパートに行ったときのこと。 用事がないので、せっかくだから普段見ないフロアをちゃんと見てみようかと思った。 私がスルーしがちなカテゴリ、それは食器である。 食器にまったく興味がないわけではない。しかし絶対高いし、優先度的にも実際に買うというイメージがわかないのだ。 一人暮らしすることになった進学

あの時の私は、確かに風をきっていた

とある広場で、紅白帽をかぶった子どもたちが4~5人、横一列に並んでいた。 先生からひとりずつ名前を呼ばれた彼らは大きな声で返事をし、そして一斉に走り出す。スタート地点とゴール地点でそれぞれ待機している子たちがその様子を見守る。背景には小さく流れる軽快な音楽。つまり、運動会らしい。 合図を受けて一直線に走り出す子どもたちは、おそらく誰もが全速力である。しかし、走るだけでこんなに可愛いの?って思うくらいみんな可愛かった(語彙力)。 手足をまだ使いこなせていない感じというか。

キャラ絆創膏デビューしちゃうよ

職場で指を擦りむいた。 急いで少し向こうにあるものを取ろうとしたとき、台の角に景気よくぶつけたらしい。急いでいたから、よく覚えていないけど。 水で洗ってアルコールスプレーを吹きつけて戻ったものの、思いのほか傷が深かったらしい。またすぐにじんわりと赤く滲んできてしまった。 ということで、先輩に絆創膏をいただくことに。 お出かけ用バッグには薬類ポーチを入れているのだが、そういえば仕事用に作っていなかったことにこのとき初めて気がついた。 ちなみに鎮痛剤はアウターのポケット

本が読めるようになってきた

しばらくの間、本が読めなくなっていた。 本屋さんに行っても雑貨コーナーを眺めるのが精一杯で、表紙を見ることすら厳しかった。 **** 先日実家に遊びに行った帰り、なんかいけそうな気がして、子どもの頃ちょこちょこ通っていた図書館へ久方ぶりに寄ってみた。 地元には数か所図書館があって、そこは少し小さめのところ。しかし、それもまたよかったのかもしれない。 本がワッと迫ってこない。 良い意味で空間がしっかり確保されており、今の自分に合う本がすぐにでも見つかりそうに思えた。