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キャラ絆創膏デビューしちゃうよ
職場で指を擦りむいた。
急いで少し向こうにあるものを取ろうとしたとき、台の角に景気よくぶつけたらしい。急いでいたから、よく覚えていないけど。
水で洗ってアルコールスプレーを吹きつけて戻ったものの、思いのほか傷が深かったらしい。またすぐにじんわりと赤く滲んできてしまった。
ということで、先輩に絆創膏をいただくことに。
お出かけ用バッグには薬類ポーチを入れているのだが、そういえば仕事用に作っていなかったことにこのとき初めて気がついた。
ちなみに鎮痛剤はアウターのポケットにとりあえず入れているし、のど飴もこないだ調子が悪くなったときに買った余りがポケットに押し込んである(四次元ポケットかな?)。しかし絆創膏は使う機会がなく、出先で急に買う機会もなかった。
仕事時こそテンパりがちなんだから、ちゃんと絆創膏用意しないと……と反省しつつ先輩を待つ。
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「これでごめんねえ」と手渡されたのは、かわいいサンリオキャラクターの絆創膏だった。
いや!むしろ嬉しいです!というか、ふつうのよりも高いだろうに申し訳ない!!
先輩にはお子さんがいらっしゃるので、好きなキャラクターなのかな?と思いつつ、急に指に現れた某キャラにほっこりする。
……私も、これからキャラ絆創膏を常備しようかしら。
ふつう、怪我をするとテンションが下がる。しかし可愛い絆創膏を貼れると思えばむしろラッキーですらあるかもしれない。
目に入るたびに和むし、アクセサリーのごとく自分を着飾ってくれるような気もする。キュートランク+1って感じだ。
それに案外しっかりしていて、水に濡れてもふやけにくい。
可愛さに全振りして機能性はそこまででもないのでは、という偏見があったのだが、そんなことはなかった。でも考えてみたら、子どもがメイン層である以上、なんなら一般向けよりも丈夫さが大事なのかもしれない。
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私は、幼い頃にこういう絆創膏を貼った記憶があまりない(あるかもしれないけど忘れた)。なので、気持ち的には今がキャラ絆創膏デビューである。
何歳だって、いいじゃない。貼りたいときが貼りどきなのよ。
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というCMソングをつい思い出してしまう
(同士いますか?)。
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