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カレーライス

4月4日(月)雨


今日も朝から雨。最近は在宅が減り、出社がほとんどなので雨の日はそれなりに憂鬱。

昨日からまたnoteで日記を書こうと思い立つ。海外から戻って3年近く。生活をしていく上での日々の物事に対する関心や、心の解像度のようなものが著しく低下しているような気がしたからだ。

3年前までは毎日書いていたのに、いまや数行書くのも苦労している始末。慣れを取り戻すためにしばらく続けたい。

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子どもたちがお手伝いにはまっている。というのも先月から毎月のお小遣い制を給与制に変えたからだ。いわゆる、「我が家」という会社の社員という位置づけだ。平たくいえば、「働いた分だけお小遣いがもらえる」設定。そう聞くと響はよいが、程よく毎日働けば、これまでと同額程度のお小遣い、いや給料が得られるようになっている。

要は、働いても働かなくてもさして変わらぬのだから、「働かなくもよくね?」と気付かれないかヒヤヒヤしている。けど今のところ、子どもたちは機嫌よくお手伝いをしてくれている。不満が募れば組合を作ってもよいそうだ。

おまけに給与は架空の通貨(子供たちが書くキャラクターが印刷された紙幣だ)で渡されるようになっており、これはドルと連携した値動きをつける。レートを見ながら円に交換しても良いし、その通貨で父ちゃん銀行に預けていれば金利が5%もつく。もう完全に詐欺のような世界だが、自分も子どももお金の勉強になってよいな、よいよな?と自己肯定しながら過ごしている。

ひとまずお金よりも、お手伝いの内容をたくさん覚えてもらうことが目的だ。どういう方法がよいのか模索していきたい。

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そのお手伝いの一環で始めたのが晩ごはん作り。我が家は毎週月曜日はカレーと決まっていて、日曜の間に作っておくことが習慣となっている。主に僕の仕事だ。今回は息子が、初めてほぼ一人で作ってくれた。

今日の晩御飯はそのカレーをいただく。うん、うまい。お世辞なしでうまい。「玉葱長いこと炒めてたからかなぁ。ニンニクと生姜も入れたからだろうか。一日寝かせたからかなぁ?」褒められた息子は照れ隠しをしながらそんなことをブツブツ言っていた。
カレーさえ作れたから、いつどこに放り出されても生きていけると父ちゃんは思うよ。

息子も自分の作ったカレーを満足そうに食べていた。カレーで自己肯定感が増すなんて一石二鳥だ。僕はカレー作る時間が減るので一石三鳥カレーだ。毎週でもいいから作ってほしい。

春が近づいて、我が家でも色んなことがスタートされたり、されようとしていたり。芽が出るのはまた来年の今頃か。とにかくもうすぐ新学期。たくさん色んなことを、できるようになりたいね。今日もお手伝いおつかれーさま。

お蕎麦屋さん開きたい。