異種!それぞれの青い春
20230115
道すがら友人と歩いていたら全国女子駅伝に出くわし、側道で立ち止まって少し見る。
走るということに命を燃やしているアスリートたちがすごい速さでどんどん駆け抜けていく、すべての人がいい顔しており思わずぐっときてふたりとも涙目に。
ここへ来るまでの並々ならぬ努力などを想像する、眩しい、今までこんな顔して生きたことなどないこちらにはいやに眩しい、本当に素敵で目も心も潰れる、あがが。
今日のメインは文学フリマに行くという大きな予定。
来年は自分も出展したいと考えているので下見かつ、素敵な本との出会いを期待しつつ。
会場の雰囲気は予想していた通りで、本好きたちが集い、静かながら熱気に包まれている。
文学に特化した自作の本の販売が行われているこのイベント、ずらりと立ち並ぶブースには作家の方達。
どうですかと声をかけてくる人や、ぐ、と下を向いて押し黙ったままの人、すごい衣装の人、本当にいろんな人がいて、その人たちの人生の一部がここにあるのだ、と思うとまたしても感動して涙が出そうになる、命の燃やし方はひとつではない。
それと同時に、自分の脳内を文字に起こして形にまでしてわざわざ人に見せるなんて全員とんでもない変態だ、とも思う、ちょっと怖くなる、しかしこれまで数々の作品に救われてきた自分にとっては見せたがりの変態には感謝の意、ありがとう、すきな変態を探す旅、その思い出をここに書くわたしも変態に片足を突っ込んでいる。
その中で、お目当ての短歌の本を1冊、その場で出会った本を1冊購入。
一緒に行った友人も3冊購入していたので、なんだかとても嬉しい。
今日の様子を踏まえて色々と考察しつつ自分の本の構想を練る、すべてがサブスクリプション、タダ、もしくは安価で、ものではなくデータで手に入る、そんな時代に売るに値するものを作る、ということ。
とても時間がかかりそうな気がしている。
帰宅後、ほくほくと買った本を開く、やはり紙で出す、ということの意味を痛感する。
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