超非常識な不倫に対する考え
最近不倫をめぐるニュースで世間が騒がしい。少し今日は大きな声で言えない超非常識な持論を書いてみよう。世間に受け入れられないのはわかっているので悪しからず。(キッパリ断っておくが私の総論としては不倫に賛成ではない)
よく不倫がいけないというが、何故いけないんだろう。一夫一妻は誰が決めた制度なんだろう。世界的に見るとイスラム教国家を中心に一夫多妻が罰せられない国家、合法な国家は多数ある。もともと日本も側室というのがあり、一夫多妻が認められていた。本格的に日本が一夫一妻になったのは明治維新以降。長い歴史上で200年も無いのである。かなり暴論をいうと、「一夫一妻制度にそもそもムリがある。だから人は不倫をする」と考えられるのかもしれない。
不埒、淫らなども現代の社会通念として問題視されるが明治時代初期までは女性が乳房を晒して外を歩くのは何の恥でも無かったそうであるし、祭りなどでも今で言う「ご乱交」が公然と行われており「性」へのおおらかさがあったようである。禁欲的な性になったのも日本の長い歴史の一部分でしかない。
事実、側室が廃止され天皇家の男系子孫が途絶えることが問題となった。少子化が世の中で問題となっているが、うまく一夫多妻制度を適用すれば少子化などすぐに解決できそうである。
一夫一妻、一夫多妻どちらが良いというわけではない。あけすけな性、禁欲的な性。どちらが良いというわけではない。
一つ言えるのは、その時の為政者の都合により婚姻制度も決められており、現状の婚姻制度も為政者によって都合が良い(税金が取りやすい。家庭の把握がしやすい)などの支配者から見た好都合な理由があるからなのは1つの真実だろう。
一夫一妻。禁欲的な性の問題点としては、人によって本音とタテマエに大きく乖離が出る社会になることだろう。人はもともと生殖本能がある動物であり、性欲があるのが正常だからである。より多くの異性を求める男性がいることも、本能的に何らおかしくはない。より魅力のある男性を求める女性心理も元来自然なものであろう。
不倫バッシングしている人の発する言葉と、考えが一致していたら良い。ただバッシングする人には一定の割合で実は「いつまでも恋愛が出来て羨ましい」「歳を重ねても恋愛できるほど美しく(カッコよくて)羨ましい」という気持ちが潜んでないだろうか。
言いたいのは、批判したくなる気持ちの根拠となるものは何かをハッキリさせようということである。「ただ何となく世間で言われているから」「法律で正しくないから」ではただの思考停止に等しい。
私は不倫報道を見てこう思う。妻と一定の男女の緊張感を持てるように自分を高めようと。魅力的な男と思われないことが無いように頑張ろうと。
不倫をバッシングする裏に潜むのは、もしかすると男や女を捨てた自分に対する自己批判の要素もあるのかもしれない。
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