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吉穂みらいさん

 先日、NOTE仲間の吉穂みらいさんにお会いしました。


「カイロの町は、教師と政府の役人だらけだった」

 最初にみらいさんと「交信」させてもらったのは、彼女のエジプト新婚旅行記事がきっかけでした。

【翌日、起きたらコーランが聞こえて、イスラム圏だなと実感した。適当に街に出た。

日本人とみると何かとお金を取ろうとするから寄ってくる人には注意、と話には聞いていたが、本当にすぐに男性が声をかけてきた。

いきなり自分は教師だと名乗って、日本人だろうと聞くから、違いますと答えた。そう言うとそれ以上追及してこなかった。向こうも、いきなり否定されて何を言ったらいいかわからなくなったのだろう。去っていった。

旅の間中、それで通した。教師は何人もいたし、政府の役人だという人も何人もいた。カイロの町は、教師と政府の役人だらけだった。】(「エジプト」記事より)

 みらいさんのこの箇所を拝読した時、「教師」とは
「ああ観光ガイドのことだな」
とすぐにぴんときました。

 エジプトは観光大国として二千年の歴史を持ちます。(紀元前にすでにヘロドトスがエジプト観光に来ています)

 「ドラゴマン(教養・知識のある通訳・翻訳・観光案内人・国際交渉人)」の歴史もあるため、この国では観光ガイドの地位が高く、日本語では「ガイド」と「教師」は全然別の意味ですが、エジプトではいずれも同じ「ドクトール(ドクトーラ)」です。

 私も学費・生活費稼ぎに観光ガイドを始めた時、観光地の番人たちやバス運転手、ボディーガードの警官らに「ドクトーラ」と呼ばれ、最初面食らいました。
「いつのまにか、自分は博士(ドクトーラ)になったんねん?」と。

 よって、本人たち「私は観光ガイドです」と言っているつもりで
「私は教師です」と外国人に声をかけてくる輩が多く、実際本当に観光ガイドなのかどうかすら疑わしいですが、それをコメント欄で私がみらいさんにお伝えしました。

 すると面白いもので、そこからみらいさんとは意気投合しました。まさにドラゴマンが結んだ「友達の輪」です。

5月19日文学フリマにて

 さて、吉穂みらいさんは本格的に何冊も小説やエッセイを出されているベテラン作家さんです。
 今月の19日日曜日に、東京モノレール・流通センター駅のところの会場で、文学フリマが開催され、それに出店されるとのこと。

流通センターのその会場ではこの間、骨董市が行なわれ、私は行って来ましたが、普通にいい会場でした。余談ですが流通センター駅の2つ隣、整備場駅にかつて通ったことがあります。

 当時の仕事だった、プライベートJET離発着がここからだったからです。(羽田空港ではありません)でも、ストレス過多による胃に穴が開く仕事でした。

 なぜなら国土交通省が嫌がらせなのか、なかなか滑走路使用許可を出してくれない、しかし先にプライベートJET乗客側からは1億円近い金額の入金をされている。プレッシャーが半端なく、実際ストレスから身体を壊し入院までしましたし、そのわりに給料が悪すぎて…。

 話を文学フリマに戻し、、、19日の日曜に文学フリマが開催され、吉穂みらいさんも自身の本を販売されるとのこと。

 生のみらいさんにも会えるまたとない機会ですし、彼女のファンの一人として、大成功すればいいなと心から願ってやみません。

2階の「F」の「たー19」だそうです。ETフィギャア人形は、酔っ払った帰りに渋谷のガチャガチャで300円だったかな?で購入したもの。意外と気に入っています🤣
「文学フリマ」の吉穂みらいカタログ。冷蔵庫に貼ったら、猫が邪魔しに来ました。
カタログに私の「吉穂みらい著・春告鳥」の感想文も載せてもらいました。光栄です。

神保町の吉穂堂(吉穂みらい版の「有隣堂」書店🤣)

当日、文学フリマへ行けない方は神保町の本屋PASSAGEで、みらいさんの著書を購入できます。

下からに2段目です✨

 一度、ぜひ吉穂堂に足を運んでみたく、先日ついに念願が叶い、御本人にもお会いできました。感激で、声が震えました。結構、世界中のVIPに会ってきた私がこんなにも緊張したのは、珍しいことです😀

 私はまだみらいさんの著書を全て制覇できていませんが、「春告鳥」シリーズははまりました。

 タイに数年住まわれたこもおありなので、その時のご経験や勉強されたこともこの小説に生かされており、日系人僧侶(しかも美形)など登場し、仏教、SF、宇宙を融合させた壮大なスケールです。

 中華の「三体」がネットフリックスドラマになったように、「春告鳥」もネットフリックスドラマになってほしいぐらいです。映像でもぜひ見てみたいドラマチックな物語で、ハマります。

 吉穂みらいさんに実際にお会いし、作品のことを色々お伺いしたかったのですが、ドギマギし過ぎたあまり、肝心なことをほとんど聞けず、そのかわりにタイのリメイク版「花より男子」のドラマや茅ヶ崎に建てられた加山雄三の像の話になぜか貴重な時間を費やしてしまいました😂。

 ちなみにタイ版「花より男子」では、ヒロインの名前がつくしではなく「ゴーヤ」だったことや、ドリアン畑が出てきたことがインパクト強かったですな…。

 吉穂みらいさん、文学フリマ頑張ってください。当日、行かれる方はぜひ2階「F」の「たー19」(通路側)を覗いてみてください。✨

朝のサラダを食べる猫
そのせつはおせわになったニャン🐾

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