つまらないおじさんにならないために意識していること
ネットでもリアルでも、つまらないおじさんがたくさんいる。
そういう人の特徴は、
権威主義であることだ。
すごい(とみんなが思っている)人の言うことは丸呑み。
すごくない人(すごい人以外)の言うことに対しては、上から目線で対応。
本当に、ださい。
そういう人が、講師とかコミュニティ運営とかをやると最悪だ。
いかに自分がすごい人であるかを主張しないと、成立しないと思っているのだ。
威厳を示すことを目的としたコメントとか、受け手からしたら、迷惑以外の何物でもない。
そうならないためには、「古い学習観を捨てること」と、「まなぶこと」が重要だ。
学習観を捨てる
そもそも、僕を含めておじさんたちがそうなりがちなのは、学習観が古いせいだ。
学校に通ったからだ。
学校には、たったひとりのすごい人(先生)がいて、生徒は全員「教えてもらう人」で、黙って座って黒板を写す。
先生にほめられたらOKで、習ったことと違うことをしたらNG。
先生は知識を伝達する役目で、生徒はそれを受ける役。
そういうフレームが身に染み付いているので、大人になっても「先生と生徒」しかいないと思っているのだ。
別に学校が悪いわけではない。
もう、そのフレームは捨てたほうがいいというだけだ。
まなぶ
古いものを捨てた後は、新しく「まなびの方法」をインストールする必要がある。
たとえばコミュニティの運営側になったら、するべきことは「教えながらも、みんなと一緒にまなぶこと」だ。
少しだけ先に行っているのならその知見は提供するが、自分を絶対的な正解とはしない。
そして、参加メンバーからもどんどんまなぶ。
僕もヒミツ結社「101年倶楽部」を、そんな気持ちで運営している。
少しずつ理解できているメンバーも増えてきて、メンバー間でのまなび合いも起こりつつある。
古い学習観を捨て、新しい「まなびかた」を取り入れる。
そういうことを続けていれば、つまらないおじさんにはならずに済むのではないだろうか。