小さなコミュニティで起きた大きな変化を描いた映画の感想「ムーンライズ・キングダム」
【ジャンル】
ドラマ(少年少女、島、ボーイスカウト、家出、コメディ、ファンタジー)
【オススメ度】
・総合 ★★☆
・高揚感 ★☆☆
・非日常感 ★★☆
・話のテンポ ★★☆
・スッキリ感 ★★★
【あらすじ】
少し昔のお話。小さな島で暮らす少年と少女は生きづらさを感じていた。ある日二人は出会い、通じるものを感じた二人は家出を実行するが……
【感想】
キャストにビックリした。
ビル・マーレイ
ブルース・ウィリス
エドワード・ノートン
フランシス・マクドーマンド
どなたも主演級。役柄はどれも地味だったが、平凡なシーンでも見逃せない絵力あった。というか、構図がおもしろいのかもしれない。時々入るナレーターのおじさん。郵便局にある電話交換局の前に座る警部。淡々と映像を繋ぎ、ストーリーが進む。ありふれた風景がテンポ良く写されて、退屈しそうな内容も軽くクリアした。普段からSFやアクションに親しんだ者には、平凡な映像が退屈なのだ。
陰鬱な生活が続く島の日常がコメディタッチで描かれる序盤。特にエドワード・ノートンがボーイスカウトの隊長役で威張り散らす様がおもしろかった。
家出した少年の健気さとボーイスカウトの知識に関心し、ついつい応援してしまった。
福祉局員で悪役のティルダ・スウィントンは「バーン・アフター・リーディング」で印象に残った女優さんだ。美人じゃないけど、冷たい役がハマり役だと思う。
監督はウェス・アンダーソン。聞いたことあと思ったら「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の監督さんだった。見てないけど当時、話題になってたな。
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