見出し画像

20071221 なごや弁(4)

 名古屋弁$${^{*1}}$$で「ぞんざい$${^{*2}}$$にする」ことを「だだくさ」と言う。

 標準語の「ぞんざい」とは少し違うかも知れない。「だだくさ」には丁寧ではない、いい加減であるの意味の他に「無駄にする」という語感も含まれる。「ほんなだだくさに使っていかんがや$${^{*3}}$$(そんなに無駄に使ってはいけないんですよ)」といった具合に使う。

 この言葉も死にかけている名古屋弁$${^{*4}}$$だろう。

 ところが辞書にこの言葉を見つけた$${^{*5}}$$。江戸時代の言葉らしいが、江戸で使われていたようだ。

*1 なごや弁純正変換『純正なごやん』
*2 ぞんざい 3 0 - goo 辞書
*3 20050905 がや
*4 20060119 なごや弁(3)
*5 だだくさ - goo 辞書

いいなと思ったら応援しよう!