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疲れやすいな、と思ったら

先日、スーパーのレジでカードリーダーからカードを抜き忘れた。レジ係の人が気づいて教えてくれたので事なきを得たが疲れているサインである。鉄分不足に気づくのも遅すぎるといえば遅すぎる。産婦人科医にも「この数値だとほぼ在庫切れじゃないですか。エコーをしておきましょう」と言われた。ジムのトレッドミルから転げ落ちるまで放置しなくてよかった。いつものパターンだと文字通りパタンと倒れるまで気づけないのだから少しは進歩したのだろう。

優秀で話の面白い家庭医の勧めで血液検査をしておいて本当に良かったと思うし、彼の産婦人科医で相談した方がいいという助言も的確だった。結局、エコーをしてもらって不具合が見つかったのである。見つかった不具合は除去する必要があるので自宅に戻ってすぐに予約を入れておいた。こういうときは先延ばしにせずにすぐにやっておく方がいい。

産婦人科医の宿題:

・事前問診とオペの予約を入れる
・オペ後の受診予約を入れる

来週もそんなわけで循環器内科と事前問診で2日潰れてしまう。不思議なことに、こういう流れになったのも就職活動を試しにやってみた結果なのだから何がどう転ぶのかわからないものだ。社会福祉系の仕事に応募したところ面接に呼ばれ、その際に必要書類だと言われた「接種予防証明書」を出してもらっておこうと家庭医に相談したのがきっかけとなった。

まさかの就活があれよあれよという間に検査やオペなど身体のメンテナンスにすり替わった。不調をこのまま放置する羽目にならずに済んだのだから結果オーライである。思わぬ方向に動いてしまったがとにかく試しに動いたことは無駄にはならなかった。

ベルリンで過去に一度やはり似たような件で手術を受けたことがある。いつだったのか記憶にないが全身麻酔をしたのはそのときが初めてだった。分厚い書類を何枚も渡され、たくさん署名をしたことくらいしか記憶にない。術後の経過も特に問題なく、すぐに日常生活を送れるようになった。今回も半日ほどでオペ自体は終わり、術後に数日安静にすればいいらしい。

とにかく鉄分不足の原因がほぼ判明したのでホッとしている。原因を取り除くことで半年くらいかけて鉄分の数値が回復すればもう少し楽に走れるようになるはずだ。

今回は運良く不具合が見つかったが、やはり定期的に血液検査などのチェックアップをするように心がけたいと思った次第。疲れやすい年頃になると不調がデフォルトだと思い込みがちだな、と反省させられた。


*本文とタイトル写真にはなんの関係もありません。お土産でいただいたひよこです。



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ベルリンのまりこさん
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