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久しぶりのプール

スポーツネタが続いているが、今日はオンラインで前売りチケットを買っていたので、約1年振りに市営プールで泳いできた。

一言でいうと走るより相当キツイ。

近所のプールは50m、深さは一番深いところで3m。

ジョギングもそうだが、泳ぐのも全くもって得意ではない。小学校のプールの授業は頭が痛かったり、お腹が痛かったりとほぼ仮病で通した。中学3年生の夏に学年全員が海で遠泳をしなければならない、という遠泳合宿のようなものがあり、そこで初めて覚悟を決め平泳ぎの短期特訓を受けたのである。

今でも平泳ぎしかまともにできないのはそのためだ。当時お世話になった体育の先生には感謝しかない。確か夏休み中に学校のプールでほぼマンツーマンで教えてもらったような気がする。中3になって全く泳げなかったのは私ともう一人、水泳以外はスポーツ万能の男子だった。どちらも足だけは早くて運動神経が悪い方ではなかったので初めはふざけているのだろうと思われたくらいだ。泳げないフリなんてしても全く何の特にもならないのに、だ。

今でもクロールは息継ぎができないし、背泳ぎはほぼ間違いなく沈む。子供たちの方がよっぽど上手に泳げる。

「ママ、背泳ぎできへんの。教えてあげるで。」と娘に言われた。

そんなわけで、この夏休みにデンマークやドイツの海でも湖でも泳ぎ損ねた私にとっては、本当に久しぶりの水泳体験である。途中で沈むんじゃなかろうか。そう思いつつ深い水にソロソロと入る。

割と早い時間帯だったので、もっと空いているかと思ったが、プール開きを待ち望んでいた人たちでかなり混雑していた。2コースずつ開放されており、それぞれ最大12人まで、という張り紙がしてあった。

近所の市営プールはとにかく一方通行でガンガン泳がないと流れの悪い高速道路状態になるので、油断ならない。クロールには到底スピードでは叶わないので、良きタイミングを見計ってスタートする。

初めから飛ばしすぎたようで志半ばで力尽きそうになるも、なんとか向こう側の壁にタッチ。50m泳いだだけでヘトヘトになった。生きた心地がしない。

途中でストレッチを入れて、なんとか350m。今日はこれで十分だ。久しぶりの夏日だったので、ドライヤーが使えなくてもそれほど困らなかったが、これから寒い季節になると風邪対策として暖かいニットキャップなどが必須アイテムになるだろう。

疲れはしたが、ジョギングとは使う筋肉も相当違うようなので、少なくとも月に2回くらいのペースで泳ぎに行こうかな。

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コロナウイルス対策は取られてはいるが、利用ルールは下記のとおりでそれほど困ることはなかった。

・距離を保つこと
・更衣室に入るまではマスク着用
・シャワーは2つおきにしか使用できない
・ドライヤーは使用不可

最近、運動不足だな、なんて思っている人は是非!朝の時間帯は2時間で3.4ユーロ。そんなに泳げないので正味1時間ほどの滞在でした。

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