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週末だけれど

平日は子供たちが自宅にいるので、仕事はほぼ諦めている関係でまとめて時間が取れるであろう週末に集中して仕事をすることにしている。

今日はそんなわけで仕事を始めようとしたのだが、何を隠そう、見逃していた事実がひとつあったのだ。

それは週末にも子供たちが家にいる、ということ。

あれ?

あれれ?

当たり前だよなぁ…

ロックダウン中だし、今日は天気が悪くしかも頼りにできるはずだった相方も義母のお見舞いに出かけてしまった。

しまった、そう言えばそうだった。出かけていないんだった。

というわけで、普段と全く変わらない状況で、唯一助かった点と言えばコンピューター二台で同時に作業ができる、ということのみ。

週末はさすがに小学校のオンライン授業がないのである。あ、ひとつ今日の夕方に息子の担任主催の朗読会として「パジャマの集い」とかいうのがあったような(もちろん不参加)。

自宅は一階と二階に分かれているメゾネット仕様でもなく、私専用の扉が閉まる孤立した仕事部屋があるわけでもない。

なんなら仕事に使っているデスクはリビングの端に設置されており、同じ空間に本来なら食事や勉強をする食卓もあるというわけ。

私の仕事が始まるとさすがにそういうわけにも行かないので、子供たちは子供部屋へ退散し、相方は最近、これまたリビングの本棚で遮られた空間に置かれたデスクで何やら作業をしている、といった状況になる。

正直、仕事の性質上、雑音が入ると全く進まない類のものが多いため、SONYのNCヘッドフォンが無ければ全く仕事にならなかっただろう。本当にいい買い物をしたものだ。

普段なら子供たちが学校から帰ってくる15時過ぎまでは自宅での作業になんの問題もない。ひとりでマイペースに静かな空間で作業に集中できるからだ。

今のこの状況、そんなわけで生産性という意味では半分以下に落ちている。すなわち、いつもの倍以上時間が掛かってしまう、というわけ。

それでも仕事、あるいはそれに類似したプロジェクトなどがなければ、なんというか仕事脳の衰えをヒシヒシと感じるタイプ。とにかく何か常にノルマを化す必要があるらしいことが昨年からのコロナ禍でよくわかった。

そんなわけで、疲れていようがやることが山積みだろうが、まだこのnoteは続けているし、何の役に立つのかわからないドイツ語の音読も続けている。

ホームオフィスなんて限られた幸運な一部の人には通勤時間が必要でなくなったり、自分のペースで他人の干渉を受けずに仕事ができる最高のオプションなのかもしれないが、多くの人にとってはお祭り騒ぎの真っ只中でのマルチタスキングを強要される修行のようなものでしかないのでは。

そんなことを思う週末1日目の夜でありました。

*タイトル画像はみんなのフォトギャラリーよりzou6mrさんの粘土イラストをお借りしています







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