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絶景と余白の狭間 海の森公園の魅力

3月に海の森公園のプレオープンイベントがありました。
その時に感じたことを写真と共に振り返ってみます。

結論、楽しみ方無限大で正式オープンが楽しみです。

有明客船ターミナル→海の森船着場

プレオープン用に運行された水上バスで海の森へ。
東京ビッグサイトをこのアングルから楽しめるのもレアですし、個人的には10号地その1の南側の岸壁を初めて見られたのが嬉しかったです。

会議棟と南展示棟が並ぶ
鉄鋼ふ頭の岸壁

水上バスからは様々な船を見られ、飽きません。東京スカイツリーも良く見えます。

キョロキョロしているうちに、東京ゲートブリッジ手前にある海の森船着場へ到着します。普段殆ど使用されていないんですよね、ここ。

東京ゲートブリッジ
お台場等でよく見かける水上バスでした
船着場の入口

失われた文明を感じる公園入口

開発途上ということで割と殺風景。

ですが…このイベントのフォント、海の森公園が登場した「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のロゴと同じなんですよね。ファンがびっくりしたポイントでした。

入って早々、プレオープンというより失われた文明を訪れるような心地がします。

噴水?

ゾンビで溢れた東京都心から命からがら逃げてきた時に、こんな坂道を登りそうですよね。

本題に戻り、道なりに行くと展望台とイベントスペースの広場へ行けるようになっています。

とりあえず俯瞰するために「東展望ひろば」へ行ってみましょう。

海越しの都心が広がる東展望ひろば

海の森公園で最も高い展望台は、下から見るとちょっと地味です。

でも、階段を登れば眼前にゲートブリッジを拝めます。

35mm

望遠レンズで誇張すれば絶景感が増します。

そしてゲートブリッジに背中を向ければ、お台場をはじめとした東京都心が一面に広がります。海を挟んで都心を眺める絶景、初めて見ました。

正式オープンしたら人気になりそうですね。
ひろばでは、次に行くセントラルエリアも見えます。

なんかこう見ると…宇宙へ移住した人の居住スペースっぽく見えません?
海の森公園の不思議な魅力を掻き立てる風景と感じました。
展望ひろばを降りて左側にあるセントラルエリアへ行きます。

コロニーのようなセントラルエリア

公園の開けた部分では展示やさまざまな催事が行われていました。

ただ、人が多いので殆ど撮影はしませんでした。
代わりにこういう景色を見るとつい望遠レンズで遊びたくなります。山から見下ろすのとは違うアングルが、海の森公園らしさを与えてくれている感じがします。

180mm

全体的に長閑というか、草木に囲まれたイベント空間の溶け込んでいない感じにコロニー感を覚えました。これから整備が進むとまた変わるのかもしれません。

荒涼としたセントラルエリアの奥側


エリアから離れたところも、立ち入り禁止を示すポールがある手前までは行けるようになっています。冒険したい人にはうってつけでした。

途中から砂利道に

エリアの奥にも小高い丘があり、臨海副都心方向を一望できます。
昼寝したいですね。

反対を向けばむき身の海の森公園が広がります。
割と現実感が薄れる景色で良いですね。定期的にやってくる飛行機の音とカラスの鳴き声だけが響きます。

少し離れてみると、やっぱり人類が滅んだ後だったり未開のような心地がします。ちなみにコーンが置かれていない場所もあり、一度だけセントラルエリアの□部分を通り過ぎていたことがありました。普通に人とすれ違いましたが、公園の作りに夢中になっていると迷子になりそうなので気をつけましょう…。

海の森公園スナップ

ここでしか撮れない景色って何だろう?と思って試したスナップ。

遠くに来てしまい焦った場所
飛行機を大きく描ける場所
あまりみない構図

終わりに:風景を撮る身には無限の可能性

開発途上独特の余白とダイナミックで多彩な風景が入り混じる海の森公園。

風景を撮る身としては、余白には絶景からSFっぽさや終末感まで感じられ、普段撮っているお台場以上に追求しがいがあり、無限の可能性を感じます。
オープンは2025年とのことで、これからが楽しみです。


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