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健康オタクが太った話(35歳女性154cm73kg体脂肪率45%)

こんにちは、ダイエットする座布団です。

今日はわたしが154cmで体重73kg、体脂肪率45%にまで太った原因、そしてダイエットを始めたきっかけについてお話しますね。


①こんなに太った理由

イメージと違うのに太ったわたし

こんな太り方する女性のイメージってなんとなくありませんか?

・健康に全く関心がない
・インドア派
・趣味:食べること
・常になんか食べてる
・お菓子やジャンクフードが好き
・揚げ物が大好き
・なんでも大盛りにする
・動かない、歩かない。移動は全部車。
・口癖は「明日からダイエットする」
・ダイエットは三日坊主

こんな感じでしょうか。うーん、いかにも太りそう!でも実際のわたしは全く違う生活をしてきました。

【違うところ】
・健康オタクで常になんらかの健康法をやってる
・栄養バランス気にしてる
・ファスティングも定期的にやる
・美容系YouTuberを追ってる
・インスタも美容系をたくさんフォローして美意識を高める
・揚げ物苦手
・パフェも苦手
・ケーキは一個でいい
・野菜大好き、サラダ大好き
・美容食材大好き(雑穀、ナッツ、アボカドなど)
・スポーツジムやウォーキング、サイクリングをする
・アクティブでどんどん外に出る

ね、イメージと違うでしょ?こんな感じだったので、25歳になるまでずっと48kgをキープしていたのです。
そのわたしが太ったきっかけは社会人一年目の25歳で双極性障害を発症して、自宅療養という引きこもり生活と、やや太る副作用をもつ薬を飲んだこと。1年半で20kg太りました。これが人生で初めて70kgになった瞬間です。

しかしその副作用ゆえ医師にも他の薬を処方されることになりました。結局、3年前から現在に至るまで、太る副作用をもつ薬は飲んでいません。

共通点と健康オタクゆえの落とし穴

でも思えば自分の行動には太る要素もありました。

・予定がなければ一切外に出たくない(つまり引きこもり気質)
・常になんか食べてる(健康のためナッツとかドライフルーツとか)
・運動もしないのにプロテインを飲む
・実家のご飯がナチュラルに大盛り
・無意識に大盛り(単品で満足できない)
・ゆえに家族全員ぽっちゃり
・家族に付き合ってしゃぶしゃぶ食べ放題のあと結局ケーキ3個くらいペロリ。もちろん晩ご飯は普通に食べる
・実際はスウェットで過ごしてる
・口癖は「ダイエットしなきゃ」
・三日坊主なのでジムも何も続かない
・春は花粉症、夏は暑いから、秋は食欲の秋、冬は寒いから運動しないし食べてる

つまり健康をめちゃくちゃ意識している「つもり」でいて、結局太る一方だったのです。

わたしも……って人、いませんか?握手しましょう🤝

そしていつもいつも「こんな自分じゃダメだ!」って思ってるから、次から次へと健康法を試していました。大学生の頃からすでに体調を崩しており、実際に双極性障害を発症したのは在学中だろうと後に言われました。だから「藁にもすがる思い」でいたのです。

【試した健康法】
・カロリー制限
・低GI
・糖質制限
・脂質制限
・ケトジェニック
・マクロビオティック
・オーソモレキュラー
・メガビタミン
・ベジタリアン
・ヴィーガン
・フルータリアン
・MEC食(肉、卵、チーズ食)
・冷えとり
・青汁
・瞑想
・ヨガ
・整体
・きくち体操
・その他各種体操
・ほめ日記
・ホ・オポノポノ

これでも書ききれないほどです。特に食事に関心があり、常になんらかの食事療法をしている状態でした。
食事療法を始める→体調を崩すまたは面倒くさくなる→やめてやけ食いする→体調を崩す→また別の食事療法を始める……という無限ループです。
加えて双極性障害による過食もあり、この10年は55kg~70kgを10kg単位で行ったり来たりしていました。ひとときも体重をキープできたことはありませんでした。
体脂肪率が45%になった理由もたぶんここにあります。度重なる減量によって筋肉は減り、そのぶんリバウンドのたびに脂肪として増えるからです。

普通のダイエットをしなかった訳(言い訳)

さて、なぜ「普通の食事を少し減らす」という選択を取らなかったかというと、実家にいたからです。母はとにかく私たち家族に野球部の高校生みたいな量を食べさせようとする人でした。「自分でよそうから」と言うとしょんぼりしてしまいますし、残ったご飯をボソボソと母が片付けてる姿を見ると、「わたしが食べないから母は残りを食べなきゃいけないんだ」という謎の罪悪感が生まれてました。(この罪悪感は持たなくていい罪悪感だと知ったのは最近のことです)
あとはご飯を減らしたところでおやつが無尽蔵にありましたから、結局お腹がすいてずーっと何か食べてるのです。これでは意味がありませんから、派手な結果を求めて「画期的な食事療法」に次々手を出すことになりました。

そして家族全員がぽっちゃりであることから、私自身の肥満の発見が遅れました。「いいじゃない、可愛くて」と母には言われましたし、きょうだいはもっと太っていて、家で一番細いのはわたしだったのです。「あー太っててヤバい、けど慌てて痩せなきゃって程でもないな」と思っていました。

②ダイエットのきっかけ

わたし、太ってる!?

結局肥満に気づいたのは家を出て、一人暮らしするようになってからです。

・腰痛で整形外科に行ったら「20歳から20kgも太ったの!?腰が可哀想」と言われた
・彼氏に「顎がない生き物だと思ってた」と言われた(1回だけ)。
・さらに彼氏と同棲を始めて1年で10kg太った。
・服のサイズがない。70kgになるとユニクロのXLが入らない。

これらの出来事があって「わたし、太ってるんだ」って自覚し始めました。しかしこの時点ではまだ「まぁいいか」くらいだったのです。

わたし、アゴも首もない!?

2024年12月、とある集合写真に写った自分の姿には、アゴも首もありませんでした

わたしは目を疑いました。失礼ながらバナナマンの日村さん状態です。でもわたしは一般人なのでそれで笑いは取れませんし、笑われたらいちいちショックを受けるでしょう。
太ってからというもの、容姿を笑い物にするタイプの人間との付き合い、というかほとんどの人付き合いをやめていましたから何とかなりましたが、それゆえに発見が遅れたともいえました。

コミュニケーションのために、痩せたい!

思えばその集合写真を撮ることになったとある講座を半年間受けていたなかで、わたしはあることに気づきました。

「若い頃に比べて、初対面の人の反応が悪い」

関西よりもこの辺りの人はシャイとか、そういうのもあるのでしょう。でもせっかくの講座なのに「なんでこの人、わたしに話しかけてきたんだろう」みたいな反応をうっすらと感じていました。

とある男性講師は露骨にその反応でした。その後ほかの20代の女性とはとても楽しげに歓談していたのを見て「ケッ、やっぱり男は若い女が好きなのね」なんていじけたりしました。

けれど、そうではなかった。集合写真を見てわたしは確信しました。

「この見た目の人に話しかけられたら、宗教か病気が治る水みたいなのに勧誘されそうだな」

そりゃいきなり話しかけられたら怖いわけです。これでも遺伝性の道聞かれ顔(母と同じくやたら道を聞かれるタイプ)なので、親しみやすさには割と自信がありました。しかし太って人相が変わった今、「親しげに宗教に勧誘してくるおばさん」になってしまったわけです。

美容とかどうでもいいから、初対面の人と楽しく話がしたい。そのために痩せたい。

わたしの目標は決まりました。太っていたらダメとかそういうわけじゃないけど、わたしの求めるコミュニケーションをする上で、今の体型が障害になっているわけです。
だいたい今の体型は20歳のときに比べて常時20kgの重りを背負ってるわけで、物理的に腰が重いので、フットワークも重くなっていました。コミュニケーションの基本はさらっと会いに行くことです。そのためにも「軽い身体」を手に入れたいと思いました。

そういうわけで、今度こそ「ベーシックな」「すぐには痩せない」「けれど続けられる」ダイエットに励もうと思ったのです。それが現在進めてる「猫理論ダイエット」プロジェクトです。

ここまでずいぶん長文になりましたが、ダイエットを始める上でわたしと同じ境遇の方がいらしたら参考になるかと思います。

ダイエット、ご一緒しませんか?待ってます🤝

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