落選から15週目。 免疫力向上とともに文化の継承を考える。
こんにちは。ゆざわ一貴です。
連日、暑い日が続きます。
というか、危険な暑さです!
毎年この時期になるとニュース番組では
『異常気象』という言葉を耳にしますが
もう10年以上は体温を超える気温になるのがあたりまえで
『正常気象』ってあるんですか?と突っ込みたくなります。
それでも夕方になって陽がかげってくると
少し涼しくなるってきます。
それでも25度以上の『熱帯夜』の日も多いですが、
日中の『酷暑』からすれば涼しく感じます。
ところでみなさんはこの『酷暑』のなか
どのような暑さ対策で夏を乗り越えていますか?
我が家ではエアコンと扇風機を併用していますが、
電気代が高騰しているので
寝るときは家族4人でこども部屋に入り、
二段ベットの上下に親子ペアで寝ています(笑)
というのも寝室用の扇風機の調子が悪くなってしまい
同じような機種をネット注文をしましたが
注文後に業者さんから
「入荷中のためご迷惑をおかけします」
というメールが来たため、
大人が自分たちの命を守るためにこども部屋に避難し、
そして扇風機が届いた今は家計を守るために継続しています(涙)
今年はクビに巻くタイプの商品が街でよく見かけるようになりました。
NASAが研究開発したPCM素材で作られたアイスネックバンドや、
小型エアコンをクビに搭載するネッククーラーなどが
ヒット商品とのこと。
一番いい方法は、日中の外出をしないことですが、
そうもいかない方々も沢山いらっしゃると思います。
そんな方々にオススメしたいのが、私の大好きな『銭湯』です。
まずは汗をシャワーで流し、
暑いときこそ温かい湯ぶねにつかり、
そして『水風呂』に入ればカラダは瞬間冷却されます。
水風呂はサウナとセットというイメージがあるかもしれませんが、
この時期の水風呂は是非、堪能してほしいです!
冷たいのが苦手な方も、時間をかければいつの間にか肩まで浸かれます。
そして一度入ってしまえばクセになってしまいます・・・多分。
私自身、落選後に好きが高じて銭湯のお手伝いを始めました。
でも銭湯は開店前の掃除がとても大変で、とくに今の時期は
気温×湿度で意識が飛んでしまうのではないかというくらい
過酷な環境で、好きでなければ絶対にやらない仕事かもしれません。
汗の量も半端ないです💦💦💦
手伝い始めてから1ヵ月が経ち、体重は3キロほど減。
でも大変だったのは始めの2週間くらいで、
その後はカラダが軽く、夏バテをすることもなく、
夏には必ず体調を崩していたのにすこぶる快調で
『いま健康だな』ということが実感できています。
というのも手伝っているお店のご厚意で
掃除の後にお風呂に入らせてくれます。
・オーバーヒートしたカラダを洗い、
・あたたかい湯舟につかり、
・冷たい水風呂に入る。
これを毎日繰り返しているうちに
いつの間にかカラダがととのっていました。
カラダがととのいはじめると、
食生活や睡眠にも大きく影響してきます。
食事は3食ともおなかが減る感覚とともに食べえることができます。
それでいて量を必要とせず、私の場合は自分の適量がわかりました。
また眠りも電気を消すと同時に朝。というように深い眠りに入れます。
「夏バテ気味なんだー」という方がよくいますが
夏バテは免疫力を下げてしまいますので、熱中症とともに軽視できません。
免疫力が下がれば体調を崩しやすくなります。
なので私は『銭湯』をオススメしますが、
それ以外でも結構ですので自身の免疫力を高める努力を
ほんの少しだけすることが、
この酷暑を乗り越えるポイントの一つではないでしょうか。
ちなみに私がオススメした銭湯は全国どこにでもあるわけではないですが、都心部では結構目にする機会があると思います。
銭湯はピーク時の1968年、全国で1万7999軒あったそうですが、
2022年には1865軒とピークの1/10まで減少しています。
私の住んでいる品川区でも現在22軒しかありませんが、
商店街や国道に面して、わりと発見しやすい場所にあるかと思います。
常連さんと言われる方は比較的高齢の方が多いですが
今日のサウナブームの影響でサウナを完備している銭湯では
サウナ入場待ちをする若者も増えてきています。
そういった常連さんたちはオトクな回数券を購入し
毎日のように銭湯に通われています。
なぜ中高年は、家に風呂のある時代に銭湯に通うのか。
なぜ若者はスポーツジムよりも高くつく銭湯サウナに通うのか。
それはそこに銭湯ならではの魅力があるからだと思います。
公衆浴場、いわゆる銭湯に対して「国及び地方公共団体は、
公衆浴場の経営の安定を図る等必要な措置を講ずることにより、
住民の公衆浴場の利用の機会の確保に努めなければならない」
と法律で定めています。
この法律により、銭湯は国や自治体から
様々な支援を受けて運営を続けていますが、
今日の物価・燃料費の高騰の影響は
銭湯を廃業に追い込むほどのものです。
高齢者の憩いの場として、またサウナブームの到来により
廃業に歯止めが見えた銭湯も
このままでは江戸時代から続いた文化が終わってしまうかもしれません。
銭湯の経営者は、毎日の生活に必要なお風呂であり
健康の源でもあり、地域の憩いの場でもあるという想いから
週に一度の休み以外、正月やお盆も休まず営業しているところが多いです。
そうした弛まぬ努力への支援が必要あることを、
私も現場で働くことによって知ることが出来ました。
この時期には毎年、私が所属していた品川区議会自民党へ
浴場組合品川支部の皆さんが要望活動に来ていただいていましたが、
予算に限りがあり、なかなか満額回答ができませんでした。
この問題を、地域課題とするのか。
それとも国の課題と捉えるのか。
私は是非とも国にしっかりと後押しをしていただき、
素晴しい銭湯文化を絶やすことなく後世へ紡いでいただきたいと考えます。