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【短歌】一席を頂きました+α

な、なんと!
短歌企画「毎月短歌」の自由詠部門で、一席を頂きました!!
それから、「毎月短歌の投稿作の中でボケだと思われる歌にツッコむ」という企画でツッコんでいただきましたので、併せてご紹介します。
 

◆第11回毎月短歌「自由詠」部門 ベストぽこ賞(一席)

 
快速の揺れがスキップしてるのはあと七分で君に着くから

(選者:外村ぽこさん

ベストぽこ賞はこちらのお歌です。こんなに上手な比喩でストレートに愛を伝えているのが凄いなと思いました。主体が乗る快速はがたがたと揺れるので多分普段は乗り心地悪いんだよななんて揶揄されているのでしょう。でもその揺れすらも愛おしくさせるのが『君』という存在ですね。自分は少し遠距離恋愛で週末とか月一とかでしか会えないのかなと思いました。そんな主体の待ち切れなさが『七分』という具体的な数字で表現されていて感情移入もしやすくキュンとする一首です。好きです。

外村ぽこさん「第11回毎月短歌(外村ぽこ選)」より

いやー、こんな適当に詠んだ歌で一席を頂けるとは。
でも、そんなものなんですよね。一生懸命考えて捻り出した歌より、ぽっと思いついた歌の方が評価が良かったりします。
外村さんのご推察どおり、私がよく乗る電車の快速は、すごく揺れて乗り心地がよくありません。
それで、あるとき「快速は速くていいけど、この揺れがなあ。せめて好きな人に会いに行くなら、この揺れも心地良いかもしれないけど」と思って詠んだ歌なのです。
キュンとして下さったのに申し訳ないのですが、実際は行き先に「君」なんていなくて、ただよんどころのない用事が待っているだけなのでした。まあ、現実なんてそんなものよね(笑)。
 

◆第13回毎月短歌「自由詠」部門

 
両耳の裏から何か湧いている レアメタルなら売れるんだけど
(選者:汐留ライスさん

ツッコミ「ンなわけあるかーい!」
 レアメタルは流通量の少ない希少な金属で、売ればお金になります。しかし耳の裏に湧いているのは、ほぼ確実にレアメタルではなくて垢でしょう。そもそも人体から自然に出てくるものなら、ちっとも希少ではありませんし。もちろん主体はそんなこと当然わかっているワケで、「楽してお金を稼ぎたい。働きたくなーい」と暗に言っていますね。めっちゃ共感します。

汐留ライスさん「短歌にツッコむ2 @毎月短歌13」より

汐留ライスさんは「毎月短歌」の常連さんで、いつもユーモアセンス抜群の短歌を詠まれる方です。私は密かにファンでした。
そんな方にツッコんで頂ける日が来るなんて、光栄で嬉しいかぎりです!
「浜ちゃん(浜田雅功さん)に頭をはたかれると売れる」という都市伝説があるらしい(?)のですが、何だかそんな気分です。
汐留ライスさんにツッコまれたから、私は売れます!!

お二人とも、本当にありがとうございました。
 


 
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