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11月読了本まとめ前半【4冊】

10月は出産&育児に全振りしていたので、読了本はなしです_(:3 」∠)_ぐぬぬ。。

11月の読了本は少し多いので、2回に分けて紹介します。

今回もネタバレなしです!
安心して読み進めてください(*´∀`*)ノ

☆の数は評価というよりも私の好み度具合です。
☆5 最高だぜ!
☆4 めっちゃ面白かった!
☆3 面白かった!
☆2 私には合わなかった…
☆1 最後まで読めず…
こんな感じ。

では、いきまーす!

『舟を編む』三浦しをん

『舟を編む』
三浦しをん
光文社文庫

出版社の営業から辞書編集部に引き抜かれた馬締光也(まじめみつや)。
人とのコミュニケーションが苦手で営業部では浮いた存在だったが、辞書編集部では言葉のセンスを買われ大活躍。
新しい辞書『大渡海』を作ることになったが、問題が山積していたー。

好きなことに一直線、そんな情熱を持っている人が羨ましい。
どんなことでも一生懸命な姿ってとってもかっこいい!
辞書作りには大勢の人の協力が不可欠。
『大渡海』の完成という目標に全員が情熱を燃やして突き進むシーンはとてもアツい!
知らなかった辞書づくりの大変さも知ることができて、勉強になった。
面白かった!

『オリエント急行の殺人』アガサ・クリスティー

『オリエント急行の殺人』
アガサ・クリスティー
早川書房

豪華列車「オリエント急行」は真冬の欧州を走っていた。
その途中、乗客の1人が刺殺体で発見される。
偶然乗り合わせていた名探偵ポアロは調査に乗り出すが、全ての乗客にアリバイが。
国籍も身分も違う乗客たち。
犯人は一体誰…?


まず一言、完全に私が悪いんだけど、
これは産後の頭で読む本ではない!

みなさんは産後に頭がボーッとしたり、記憶力が低下したりする症状があることを知っていますか??
過去には「産後ボケ」と呼んでいたもので、今は「マミーブレイン」と呼ぶようです。

なんかカッコいいね!!!(*´∀`*)

と、そんな冗談はさておき。
出産入院のお供として持って行ったものの、完全に頭がマミーブレインしてて物語が一切頭に入ってこない。
カタカナ名前が覚えられない&登場人物が多すぎて把握できない。
名作を純粋に楽しめなくてとても悲しくなりました…_(:3 」∠)_

通常時ならもっと面白かったかも。
最後は「はぁ〜!そうきたか!」と思いました。

ちなみに『オリエント急行の殺人』は有名すぎてトリックのネタバレがネットのあちこちに散らばっているので、未読の方は気をつけてくださいね!

『〈あの絵〉のまえで』原田マハ

『〈あの絵〉のまえで』
原田マハ
幻冬舎文庫

誕生日の思い出のあの絵。
彼氏とデートで行った美術館で見たあの絵。
人間関係に疲れてたどり着いた先にあったあの絵。
祖母から届いたポストカードに描かれていたあの絵。
山男と約束のあの絵。
病室のベッドで観たあの絵。
心温まる6編の作品集。

めっっっっちゃ美術館行きたい!
所謂アート、と呼ばれるものは敷居が高くて苦手でした。
美術館で絵を見ても作者の意図を正確に汲み取らないといけない感じがして…
でも原田マハさんの小説を読むたびに、芸術ってもっと身近なものなんだな、と感じるようになりました。
読みながらどんな作品なんだろう?と画像検索するのが楽しい!
今回も色んな作品が出てきましたが、1番印象に残っているのは東山魁夷さんの「白馬の森」。
森の奥に1匹の白馬がいる絵なんですが、すごく綺麗な青で神秘的な絵でした。
この絵はいつか実際に見に行きたいです!

『むかしむかしあるところにやっぱり死体がありました。』青柳碧人

昔話シリーズ第2弾!
みんなが知っているあの昔話が予想外の展開に?!
計5編の短編集。

どのお話も面白かったけど、私はおむすびころりんのお話が1番印象に残っています。
中盤のコミカルな描写と最後のオチの落差に「……。」となりました!


詳しくはこちらの記事に↓


前回のまとめはこちら↓

ではまた次の記事で!
素敵な読書ライフを〜(*´∀`*)ノ

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