気張らない音声配信は、じんわりスキを共有する
午後3時。おやつを用意してウキウキ聞いたのは『スキを伝える音声の可能性』。プレnoteフェスでゲスト登壇したnarumiさんがモデレーターとなり、デジタルプロモーション・マーケティング会社arne代表の松島功さん、ライターのりょかちさんに話を聞く形だった。
気軽な発信がしたかった
りょかちさんは “文章出身”。なぜ音声を始めたのか。文章との違いから話が始まった。ライティングには読みやすさを配慮した企画や展開、校正が必要になる。色んな工程を経てやっとリリースできる、「気を張ったコミュニケーション」だという。確かに「完パケ」を出す場って感じですよね、とnarumiさんも頷く。
トークはまとまってなくていいんですよね。話している側も、自分の考えが深まって面白い。(引用者編集済み)
気張らない発信は、話す側も聴く側もお互い好きな時間に、自由にハッシュタグやお便りを置いておく。時間を超えて時間を共有できる。相手を縛り付けないフランクな関係性は、深夜ラジオの連帯感、親密感みたいだ、という。
場面と共に思い出してもらうって良いですよね
色んな感想の中でも、いつ見ているかという感想は特に嬉しいんだとか。お互いの習慣に入り込んだ共有コンテンツは、今ならではだなと思った。
スキを伝える音声の可能性
「スキを伝える音声」には、私の想像以上に可能性があった。デジタルプロモーションを専門とする松島さんは、その重要性を語る。
スキを伝えるということは、その人の存在を宣伝していることになる。スキの伝播によってヒットが生まれる時代では、スキを伝える応援が必要なのだ。ヒットは必ずアーティストに還元される。発信する人がいればいる程、スキな人がスキな物を生み出せる仕組み。なんて素敵な世界なんだ、と思わずつぶやいた。
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スキの伝え方、熱量の伝え方のコツについて、質問があった。narumiさんとりょかちさんは「編集しないこと」と口を揃えて言う。配信中に声が重なって聞き取れなくたって、それ自体が熱量の表れなんだから、と。アナログに感じ取れるその場の雰囲気は、敢えて残す方がいいようだ。
プレnoteフェスで、narumiさんは音声配信を「ヒットしないものです」と断言していた。バズるためのSNSに疲れた人に向いている、とも。Podcastは埋もれても良い、目立たない方が良い。じんわりファンになってもらう。
勇気を持って埋もれてください
narumiさんの締めには、不思議な元気?を貰った。
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