また詩を書き始めました。
皆様お久しぶりです。半世紀ぶりに詩作を再開し始めました。
若い頃とは全く詩想もリズムもメロディーも異なるものですが、本当に久々に詩作してみて、私自身の「詩の音楽性」についてのこだわりが変わる事はありませんでした。
「自由韻文詩の世界」に記したように、「詩の音楽性」とは「五種類の基本拍の並べ方によるリズム創成」X「各種押韻連鎖によるメロディー彩色」が基本ですが、私自身の若い頃の様なリズムのアップテンポ、激しいパッションは全く影をひそめてしまっているものの、現在の年齢なりの「詩の音楽性」は表現できているのではと一人合点しています。ご評価は読み手の皆様にお任せするとして、「詩の音楽性の表現の追及」を続けられそうな私自身の現状に感謝しつつ、今後も少しずつ掲載して行きたいと思いますので、宜しくお付き合い頂ければ嬉しい限りです。
けだもの
けだものの肉体に
精神が宿って
精神の背後に
霊魂がある
霊魂の背後に
宿命があって
宿命の背後には
神様がいるのです
けだものの快楽
けだものの歓喜
けだものの幸福
けだものの平安
・・・・・
けだものの苦痛
けだものの悲哀
けだものの孤独
けだものの絶望
・・・・・
きっと神様の背後には
気まぐれな悪夢がいるのです