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ほどけない鎖は二ミリグラムずつ重くなっていく夜が明けるたび まどろみもつかの間の浅い夢も…
夜明け前ちるあうとの音色こごえる近場のコンビニへの道すがら 会計を済ませ馴染みの店員と不…
人づてに聞いた今時の曲を聴き午前一時にほぐれる心 この夜を凍らせることができたなら真…
眠れずにろうふぁいちるあうとをかけて静やかな音に身をゆだねる だめな日が今日も昨日も一昨…
世の中が 乱れるほどに 我が心 馬鹿々々しくも 共鳴し 乱れに乱れ 疲れ果て 追い打ち…
真夜中の午前零時の十分前なんともなしにコーヒー啜る 物語書き綴るには打ってつけ聴き慣れすぎた体の悲鳴
夕空にこうべを垂れる春紅葉 (むかし書いた小説の作中に登場させた句。小説自体は未完です(…
寺の鐘 寒の戻りの 朝告げる 游
霧雨が春雨となる早朝に手に傘はなく杖をつくのみ