マガジンのカバー画像

和歌/俳句

12
メインアカウントから引っ張ってきました。 拙いものばかりですが、よろしければご照覧ください。
運営しているクリエイター

記事一覧

【短歌】ベンゾジアゼピン

ほどけない鎖は二ミリグラムずつ重くなっていく夜が明けるたび まどろみもつかの間の浅い夢も…

【短歌】ちるあうと

夜明け前ちるあうとの音色こごえる近場のコンビニへの道すがら 会計を済ませ馴染みの店員と不…

【ファン短歌】『Blues in the Closet』に寄せて

 人づてに聞いた今時の曲を聴き午前一時にほぐれる心  この夜を凍らせることができたなら真…

【短歌】ろうふぁい_ちるあうと Lo-Fi Chill Out

眠れずにろうふぁいちるあうとをかけて静やかな音に身をゆだねる だめな日が今日も昨日も一昨…

春枯れの木立に透ける曇り空

(雑記帳に書き留めておいた初春の一句)

【長歌】心景致、口頭語。

 世の中が 乱れるほどに 我が心 馬鹿々々しくも 共鳴し 乱れに乱れ 疲れ果て 追い打ち…

【短歌】雑詠

真夜中の午前零時の十分前なんともなしにコーヒー啜る 物語書き綴るには打ってつけ聴き慣れすぎた体の悲鳴

【俳句】2022年7月29日

夕空にこうべを垂れる春紅葉 (むかし書いた小説の作中に登場させた句。小説自体は未完です(…

【俳句】2023_03_12

寺の鐘 寒の戻りの 朝告げる 游

短歌

霧雨が春雨となる早朝に手に傘はなく杖をつくのみ

【俳句】

青空を春枯れの木立が覆う

【俳句】
まだ若いしだれ柳の軽やかさ