感謝からの愛を、ありがたく受け取る
ロサンゼルスに到着したその日に、山火事に巻き込まれ、避難を余儀なくされた方から、無事の報告と、励ましのメッセージへの感謝のメールが届いた。
感謝の言葉だけでなく、私達によかれと思って、その方が私達にできることや、有益な情報まで加えて、送ってくれたメッセージから、「こんな大変な時なのに」と、その方の、愛の深さが伝わってきた。
ご本人が、大変な状況に直面しているにもかかわらず、このような愛の深さは、どこからきているのだろう?
普段から、人への感謝の気持ちが高いことに加えて、
避難できたこと、励ましのメッセージをもらえたこと、など、
今あるものに、感謝できる力が、人一倍大きいのかな、と思った。
その感謝で心が満たされた状態から、「ありがとう」の気持ちを、周りの人々に伝えているから、私達が、その方の愛の深さを感じるのかな、と思った。
人に尽くすことを優先して、自分を後回しにしている方に対しては、
「遠慮」という気持ちが生まれてしまうけれど、
ご自身の心が満たされた状態からいただくものに対しては、
素直に、「ああ、ありがとう!」と、
感謝しながら、送っていただいた愛を受け取れる感じがする。
私も、「自分の心が満ちることを、まず、大切にしたい」と思った。