見出し画像

理想の未来は、自分の素直な感情を認めることから始まる

「きみたちは、ぼんやりとしか、自分の望む未来を思い描けていないから、夢が実現しないんだよ」

ご自身の望む未来を明確に描けて、そこに向かって進んでいる人から、そんなふうに言われると、
「おっしゃる通りだけれど、私は、ぼんやりとしか、描けないんです」と、悲しい気持ちになる。

「過去の延長線上の未来と、今の制限を外した理想の未来と、どちらを選びたい?」と聞かれたら、
「今の制限を外した理想の未来を、選びたいです!」
と、答えは決まっている。
だから余計に、ぼんやりとしか、目指したい未来が描けない自分が、情けなくなる。

それでも、遠い未来を、何となく思い描いてから、
理想の来年を、考えてみた。

「理想の来年に、ワクワクを感じますか?
 来年からの風圧を感じますか?
 腹の底でしっくりする感じがありますか?
 情熱がフツフツと湧いてきますか?
 何かが変わる感覚がありますか?」
と聞かれたけれど、
書き出した理想の来年を見ても、自分の心がシーンとしている。

「本当は、これじゃないんだな。だから、エネルギーが出ないんだ!」
と思った。

「今の私がこんなことを書いても、無理でしょ!」と思うけれど、
「私にこれができたら、すごいし、楽しいよね!」と思うことに、
書き替えてみたら、
「あっ、書いちゃった!」と、心臓がドキドキしてきた。
やっぱり、私がやりたいのは、こっちなんだ!

「この程度でいいや」じゃあ、エネルギーが出ない。
「できるのかな、と、ドキドキする」くらいの方が、エネルギーが出る。
そういうことなんだ、と思った。

今までは、「そんなの無理!」という意識の方が勝っていて、
「やってみたい」という素直な感情は、なかったことにしていた。

今回は、できるかどうか、わからないけれど、
「やっぱり、私がやりたいのは、こっち!」という感情を、
ちゃんと受け止められたことが、とっても嬉しかった。

自分が素直に感じたことを、自分で受け入れられることが、
理想の未来に向かえるようになる、始めの一歩なんだと思った。

いいなと思ったら応援しよう!