自分を理解できる幸せ
「自分を理解するということ」をテーマにした会で、
自分の人生の軌跡をシェアしてくれた人がいた。
「私だけじゃないんだ!」と、強く共感しながら、話を聞いた。
「自分は、どういう人なのか」
「自分は、本当は、何が好きで、どんなことを望んでいるのか」
といったことを、いちいち考えなくても、
私達は、日々、暮らしていくことができる。
親や、職場や、誰かの期待に応えていることで、
「ああ、役立てた」
「喜んでもらえて嬉しい」
「自分はやるべきことをやっている」
と、思える。
それはそれで、素晴らしいことだと思う。
自分の本心と相いれない場面や環境に身を置くことになった時、
または、自分の変化や気づきが進んできた時、
違和感を感じ始めて、
でも、それは、自分がおかしいのではないか、
我慢や鍛え方が足りないのではないか、と思って、
今まで通り過ごせるように、無理して頑張っているうちに、
心身が、耐えられなくなってくる。
そうして、自分の本心と向き合うことになる。
その、辛い局面になった時に、
自分としっかり向き合い、
「そうだったのか!」と、本来の自分に気づいて、
「これからは、自分の本心に従って、生きよう!」
と、決めて、生き方を変えてきたからこそ、
今、この人は、楽しそうに、輝いているんだ、と思うと、
「自分自身に気づくこと、知ること」が、いかに大切なことなのか、
と、改めて思った。
「自分の心からの願いに沿って、生きよう」
と思っている私に、後押しをもらえたように感じた。
私だけじゃないんだ。
同じ仲間がいる。
「同じように、気づき、歩み始める仲間を、増やしていきたい」と思った。