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いつもと違う環境に身を置くことを、自分に許可する

「あなたが思い描く未来は、どんな素敵な未来でしょうか」
「その未来で、あなたは、どんな感情を味わっていますか?」
「その感情を、味わってみてください」
という声掛けの後、
目を閉じて、静かに、イメージの世界にひたる時間があった。

何度がしたことのあるワークなので、
私は早々に、「そうそう、こんな未来だよね」と、思い描いて、
そこで感じる感情を、「そうそう、こんな感情」と、瞬時に味わったら、
時間が気になって、さっさと切り上げようとしていた。

目を開けると、声かけしてくれた人は、まだ目を閉じていた。
「じっくりと、理想の未来にいる自分の感情を、味わいましょう」
と、声かけがあったので、再び目を閉じて、
「こんな感情かな、もう少し違う感情かな」と、探りながら、
もう一度、未来の感情を、味わってみた。

もうそろそろ時間かな、と思って、薄目を開けると、
声かけしてくれた人は、まだ目を閉じて、味わっていた。

「えっ、まだ?」と思いながら、
再び目を閉じて、未来の感情を、味わいに行った。

どうやら、ゆっくりと、ゆったりと、感情を味わっていて、いいらしい。

そう思ったら、気持ちがゆったりしてきて、
「ああ、こんな感情かなあ」と、じわ~っと、味わってみた。
ああ、こんなの、いいなあ。

「そうかあ、私は、自分の人生を、ゆっくり味わいたかったんだなあ」
と思った。

「未来の自分が味わっているのと、同じような感情を味わえることを、
小さなことでいいので、してみませんか?」

う~ん、そうだな、そういえば、
これから入れようとしていた予定に、同じような感情を感じるなあ。

「今日すぐにできる、小さなことで、いいですよ」

それなら、
日差しを浴びながら、空白の時間の中で、
じわっと「今、この時間と空間にひたれていることが、ありがたい」
と感じている時も、好き。

こんな時間を、毎日少しでいいので、持つことができたら、
ずいぶんと、穏やかで、豊かな気持ちになれそう!

何でもチャッチャと片付けなくちゃと思っている私には、
ものすごく長い時間に感じたけれど、
「そんな時間の使い方をしても、いいんだ」と、自分に許可できたら、
豊かな気持ちを味わえた。

いつもと違う環境に身をおくことって、大切だなあ、と思った。

※2024年12月28日(土)の20時~~21時に、zoomで、
「今年と来年を、感情で味わう」ワークショップを開催したいと思います。
参加希望の方は、12月26日(木)までに、下記からお申し込みください。
(無料です)
👉https://forms.gle/P1L9mo1G83G7rdNQ6

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