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似ているようで、根本的に違う、意識の持ち方

職場では、毎月の売上目標があり、
何を、どれだけ売って、いくらの利益を上げる、
という計算を、常にしていた。

お客様に、どのように喜んでもらえるか、という視点の方が、大切なんじゃないの? と、思いながらも、
すでにある商品を、どのように販売して、「いくら利益を上げられるか」に、意識が引っ張られていたなあ、と思う。

会社という組織を離れて、自分で仕事をしていく時には、
自分ならではの商品や提供の仕方を作れるので、「お客様に、どのように喜んでもらえるか」を、より考えやすくなると同時に、
「ちゃんと稼げるだろうか」という不安から、やはり売上が気になる。

「”稼ぐ” という意識は、”収入を手に入れる” 方に意識が向いているけれど、
”今、自分が持っているお金、知識、人脈などを使って、どれだけの人を、どんな風に喜ばせることができるか” という意識は、”お金の良い循環を作る” 方に意識が向いている。前者と後者は、同じことを言っているようだけれど、どちらの意識でいられるかで、未来が大きく変わってくる」
という話を、ご自身の実体験に基づいて話されている方がいた。

自分で仕事をするようになった今だからこそ、「まさに、そうだなあ」と、この話が胸に響いた。
同じようだけれど、実は、見ている方向が全然違う、2つの意識の「根本的な違い」を、再確認することができた。


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