「ゲーム感覚」が特効薬に
夢って、実現できる何の根拠もないけど、
いつの間にか、自分の心の中に生まれているものなんだなあ、と、
ある人との対話を通じて、思った。
「失敗したら、笑われる、批判される」と思っていると、
それを避けようとして、
出来そうと思えないことは、
「夢」として意識に上ってこないから、
「やりたことが、わからない」「自分の夢がわからない」
になっていたのではないかと思う。
相手の人が、誘導してくれて、
夢を思い描こうとすると、
人に笑われないように、非難されないように、
まず、自分が、「そんなの、無理でしょ!」と、
非難の嵐をぶつけていることに、気づいて、
「や~、これはひどい!」と、自分で思ってしまった。
こんな時に、一番効いたのは、「ゲーム感覚」になることだった。
「今、瞬間的に思い浮かんだ、具体的な名前や場所や事柄を、そのまま言いましょう」
「沈黙は厳禁です」
と、条件設定されると、考えている暇がないので、
とりあえず、いいか悪いかは棚に上げて、
質問されて思いついたことを、どんどん口に出すことになる。
そうすると、結構いろいろなことが出てきて、話がつながってくる。
「そうかあ、やっぱり、それ、やりたかったのかなあ」と、
自分でも観念する気持ちになってきた。
私のように、「目標は達成しなければならない」という意識が強くて、
達成できそうに思えない未来を思い描けなくなっている人には、
よい特効薬だと思った。
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