
どんな仲間と一緒にいられるかが、大切
私は、「何でも、ちゃんと、できる人、しっかりしている人」
という自己イメージで生きてきた。
そうすることで、私は、みんなの中にいられる、
と、思っていたのだと思う。
なので、他人に対して、そういう自分として振る舞うことを、
無意識のうちに、さっと行い続けていた。
今振り返ると、自分を守る ”仮面” をつけているようなものだったと思う。
心が動いていなくて、
自分の本当の気持ちが、自分でよくわからない状態だったから、
違和感を感じることもなく、
自分が仮面をつけているような状態であることにも、気づいていなかった。
なんだか、心が満たされないことに、気づくようになり、
「違う生き方を、してみたい」と思うようになってから、
人と話している時に、何となく、窮屈で、苦しい感じがしていることに、
気づくようになった。
いつも立派に振舞っている自分から見たら、
とても認めたくないような、ダメダメなところが、自分の中にあって、
それが素の自分なんだと、許せるようになってから、
仲間と話す時に、自分の心とつながって、話せる感覚を持てるようになった。
ダメな自分をさらけ出すのは、恥ずかしいけれど、
話せた方が、さわやかな気持ちになれる。
仲間も、自然な感じで、受け止めてくれる。
私の話を、バカにしたり、茶化したりしないで、
まっすぐな気持ちで受け止めて、聞いてくれる仲間がいるからこそ、
ちょっと恥ずかしいと思いながらも、自分の心とつながって、話ができる。
こういう仲間がいることが、本当に、ありがたい。
どんな仲間と一緒にいるかが、大切だなあ、と思う。