自分で、自由に、選ぶ
何だか、自分が何かに遠慮して、制限の中で、窮屈に生きている感じがして、もっと自由に、伸び伸びと、生きてみたい、
と、ある時から、思いだした。
いろいろな学びの中で、私は、自分で自分に、たくさんの制限をかけてきたことに、気づいた。
最初は、「こういうことがあったから」「誰かに言われたから」と、
制限の原因が、自分の外側にある、と思っていたけれど、
結局、その制限を自分にかけることを選んできたのは、自分なんだなあ、と、今は思う。
親に対して、「もっと自由な発想を持ったらいいのに」と思っていたことも、もしかしたら、余計なおせっかいだったかもしれない。
親は、親が信じる価値観のもとに生きていて、その中で精一杯やっていたのだとしたら、それでいいのではないか。
私も、親の価値観を共有してきたけれど、今は違う価値観を、自分で選んでいる、というだけ。
何か、いつも、正しい正解があって、そこから外れてはいけない、という意識が強かったので、今、自分が選ぼうとしていることが、正しいのだろうか?という意識が働いてしまい、なかなか「自分で選ぶ」ということができなかったのだと思う。
価値観や、生き方に、正解はなくて、何を選んでもいい。
「私は、こう生きる」と、自分で選んで、生きていることが、何よりも大切なんだと思う。
ようやく、「自由に選ぶ」ということに、躊躇が減ってきたように思う。
「不自由人は、自分で自らを不自由にしている」
「真の自由を得たいなら、まず内面に自由をつくり出さなければならない」
私が偶然に引いたカードの言葉が、心に染みた。