「こわがりの自分」が教えてくれること
頭の中には、自分が元気になれるような情報が、外からたくさん入ってきているので、すっかり、元気で活発な自分になれているつもりでいたけれど、
うとうとと、まどろんでいる時に見た映像は、
みんな楽しそう! と外から眺めているばかりで、
自分は、その中に入れないでいる私。
そうか、まだまだ、そんな自分が、根っこに隠れていたんだね、と思った。もしかしたら、それが、今、なかなか思うように動けていない自分と、つながっているのかもしれない、と思った。
何でかなあ?
今の自分がいる場所から、違うところに足を踏み入れるのが、怖いのかな?
嫌な顔されたら、どうしよう、受け入れてもらえなかったら、どうしよう、
そんなことが怖いのかな?
そんな目に会ったら、自分が否定されたら、自分がダメなんだと傷つくから、嫌なのかな?
たぶん、こういう感情は、誰でもゼロではないのだと思う。
ただ、その感情があるから、今の場所にとどまっている人と、
「でも、行ってみたい! やってみたい!」感情の方が勝っている人が、
いるだけなんだと思うし、
同じ一人の人の中にも、両方の場合があると思う。
だから、「こんな感情があるから、自分はダメなんだ」と思う必要はなくて、
「私は、本当は、どうしたいのかな?」に意識を向け続ければ、いいのだと思う。
起きている時は思考優位の私が、まどろんだ時に見た映像で、普段は気づかない、自分の中にある「こわがりの自分」に、気づいた。
今、「こわがりの自分」が、気づいてほしいと言っているのだとしたら、
自分の素直な気持ちを振り返るタイミングなのかもしれない、と思った。