自分の本心を、信頼する
気にかかっていることは、それがやりたいことではないとしても、
片付けられると、気分がスッキリする分、いいと思う。
だからといって、それにハマりっきりになるのは、違うことになるので、
頭が「最後までやりきってしまいたい」と、完璧主義的なことを言っても、
心が「これはこの辺で終わりにして、次に行こう!」と思ったら、
そっちに従う方が、いいなあと思う。
「ちゃんと、最後まで、やり切って、完成させましょうね!」
という教えを、私はしっかり守ってきたけれど、
ちょっと窮屈で、重い感じがしていた。
今は、サッと次に行ける自分の方が、好きだなあ、と思う。
「何で、私は、前に進めないんだろう?」と思っている時は、
私の場合、
頭が「こうするべき!」と考えていることと、
心が「こうしたい!」と思っていることが、
ずれている。
無理に、頭が考えていることで進めても、心が喜ばない。
頭の考えに従って進むことがいいことと思っていると、
心が思っていることに、素直に従えない。
ずっと思考力に頼ってきた私も、
自分の心が思うことは、身勝手なことではなくて、
信頼してもいいんじゃないかな、と、随分と思えるようになってきた。
「ちゃんとしなくちゃ」よりも、
「自分の本心を、大切にしよう」の方が、
今の私には、自然な感じがして、いいなあ、と思う。