やりたいことをやるって、どういうこと?
「やりたいことを、やろう」
「気持ちがのることを、やろう」
その呼びかけに、共感するけれど、
どうも私は、それがスッとできなくて、
「本当に、これが自分のやりたいことなんだろうか?」
と、すぐに迷ってしまっていた。
「私も、やりたいことをやりたいんだけれど、どうしたらいいんだろうう?」と思い続けていた時に、
もしかしたら、「やりたいことをやっている」状態が、
人によって違うのかもしれない、ということに、思い至った。
「楽しくて、止まらない」ような、やりたいことがある時は、
そのままどんどん進めばいい。
「私は、こんな人になりたい、こんな生活を送りたい」から、
そこをめざして頑張ることも、
「やりたいことをやっている」ことになると思うけれど、
頑張っている内容は、全てがやりたいことでないかもしれないし、
「やるのが怖い」こともあると思う。
「何となく、こっちの方向に進んでみよう」と思って、やり続けていたら、
「自分が本当にやりたかったことは、これだ!」と気づく場合もあると思う。
私の場合は、二つ目と三つ目が合わさった形なのかもしれない。
なのに、一つ目をイメージしているから、
「やろうと思うと、怖くて止まってしまう」
「やろうと思っても、何だか大変そう」
などの表面的な感情に目が行って、
「だから、これは、自分のやりたいことじゃないのかな?」
と、考え込んでしまっていた。
「私は、何を目指したいのかな」を、いつも自分の心に聞きながら、
そっちの方向に進む。
「怖い」とか「大変そう」などの感情が出てきたら、
「そう感じているんだね、で、本当は、どうしたい?」
と、自分に聞いてみる。
これを繰り返しながら、進んでいくのかなと思う。