【企業✖️地域農業】地域作物振興を牽引する企業を調べてみた話【食べることで支える。支えることで続く】
どうも。
今日は私の興味がある「地域作物振興」について、調べてみました。
かねてから、私は「メーカーや企業が原材料使うだけじゃなく、それを作る生産者のサポートもしてほしいな」と考えていました。
なぜなら、両者は互いに支え合わなければ生きていけないからだと思っています。
生産者は、お菓子や料理にして使う企業やお店がないと困ります。
反対に企業は、お菓子や料理に使う食材を作る生産者がいないと困ります。
だから両者はお互いに支え合う必要があると思います。
特に生産者の一つである「農家」は著しく高齢化で減少しています。(私が見てきた地域は特に)
それら生産者を支えることができるのは、消費者よりも近い位置にいる、メーカー(企業)だと考えています。
そもそも「地域作物振興」ってなに?
ざっくりですが、地元の食べ物のや、作物を多くの人に知ってもらい、応援してもらうことを意味します。
その土地ならではの大切にしたい食材を、おいしく食べて地域を盛り上げていこうって感じですね。
地方の経済の活性化につながるよ。
食べに来る人が増えると地方に観光客が増え、経済が元気になりますね。美味しく食べて、地元やその地域を応援できる感じです。
私の思う「地域作物振興」
よくあるかたちは「農作物→メーカー→小売業(卸売も含む)→消費者」といった流れです。
しかし、これでは農作物を作る農家への還元は難しいと思います。
従来この流れでなかなか儲からないから農家は減少してきたと思いますので。
そこで私が考える理想の流れは以下の通りです。
「農作物→メーカー→小売業(卸売も含む)→消費者→売上を生産者に還元」
メーカーや小売業が、生産者の栽培や経営を支える取り組みをすることが望ましいと思っております。
中々そこまでやっているメーカーは少ないとでしょうし、珍しいとは思いますが・・・笑
そこで、私が良いなと思った地域作物振興の事例を調べてみたので紹介してみますね。
地域作物振興の事例を紹介
お菓子メーカーが紡ぐ、「掛川栗」再生の一大プロジェクト
うなぎパイで有名な、浜松の「春華堂」が、高齢化で減少しつつある「掛川産の栗」を再生する一大プロジェクト。
地元JAの他、浜松を代表する名だたる企業(ヤマハや遠鉄百貨店など)が参画しているみたいですね。
さらには新たな生産者を企業が募集・雇用し、生産者を増やす取り組みもしているようでして、求人票がHPに出てます。これはかなり珍しい取り組みだと思います。
掛川栗を使った商品を作ることで、地元の栗農家を助けて、地域全体を元気にする、そんな取り組みをされています。
三島市の名産じゃがいも「三島馬鈴薯」
三島市と函南町を跨ぐ位置にある箱根西麓地域にて、栽培されている「メークイン」という品種のじゃがいも。
日当たりと水捌けに優れており、じゃがいもの栽培に適した地域で、限られた期間に人の手で収穫を行われるなど、非常に大切に扱われているところが、他のじゃがいも栽培と違うところでしょう。
三島市と函南町を跨ぐ位置にある箱根西麓地域にて、栽培されている「メークイン」という品種のじゃがいも。
三島馬鈴薯は学校給食や高級ホテル、大手コンビニで三島コロッケとしてを販売されるなど多岐にわたって活用されているようです。
私の感想
その地域にお客を呼ぶだけでなく、新たな雇用を生む素晴らしい事例だと思います。
何をしても減少してしまう状況の農業を支える仕組みを作ることは中々できないことだと思います。
私としては、是非、静岡県東部でこのような取り組みをもっと増やしていきたい。発信していきたいと思います。
まぁ、いちサラリーマンにできることは限られておりますが・・・笑
結論「地域作物振興は、農家を助けるだけでなく、地域の習慣・文化を守り、関わる人みんなが元気になる。そんな取り組みである!」
他にも良い地域作物振興の取り組みが無いか調べてみます。それではまた。
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